第6話が、本日8月18日(月)よる10時から放送される。
第5話では、これまで一度も他人を家に呼んだことがなかった健治(磯村勇斗)が、美しい星空に思いをはせる生徒たちの希望をかなえるため、珠々(堀田真由)とともに自宅に招いて天文部の夏合宿を行うことに。珠々や生徒たちと満天の星空を一晩中眺め、生徒から「冗談抜きで一生分の青春を感じた。ありがとう」という言葉をもらったことで、人とつながることの喜びを感じた健治。珠々との距離も少しずつ縮まっていき、過去の記憶や傷を吐露し、最後は張り詰めたものが緩み安心しきった健治が珠々に寄りかかったまま寝てしまうというラストに。
SNSでは「観終わると心が温かく、そして軽くなる」「夏に合わせて日常の中に戦争の話が出てくるのがいい」「全部じゃないけど伝わってるというセリフに惹かれた」「回を追うごとに良さが滲み出てくる」「磯村さんと堀田さんの2人が尊い」といったコメントが届いた。
本日よる10時より放送される第6話では、夏合宿を経て、健治が珠々を意識するように。そんな中、健治は北原(中野有紗)から、有島(栄莉弥)がカンニングするところを目撃したという相談を受ける。医者の息子である有島は医学部進学を目指し、優秀な成績を収めてきていた生徒だったため、教師たちは信じられないと動揺するが、スクールロイヤーの健治を中心にカンニングの事実を調査していくと、普段から息子の成績に目を光らせている父親の姿が浮かび上がり・・・。
そしてこれまで謎に包まれていた、理事長・尾碕(稲垣吾郎)と健治の父・誠司(光石研)の関係性も明らかに!6話冒頭から、ぜひご注目いただきたい。
そんな第6話で、父親からのプレッシャーに悩まされ教育虐待を受けている生徒を演じるのは、「MEN'S NON-NO」専属モデルで9月19日公開の映画『宝島』にも出演が決定している栄莉弥。オーディションで選出され、本作が連続テレビドラマ初出演。6話でメイン回を担った思いを語った。
栄莉弥 コメント
6話は演じる有島ルカが、初めて学校の友達や先生の前で感情を爆発させます。これまで盗撮未遂や、クラスメイトに対して嫌みなことを言ったりする場面が描かれていた有島ですが、実は家庭環境に問題を抱えており、成績が伸びていないために、父親から厳しい言葉を浴びせられたり、にらみつけられたりします。しかし、怯えがある一方で、父親への尊敬、そして自分のせいで家庭が壊れていると感じている申し訳なさ、全部の感情が混ぜこぜになっているような表情を視聴者の皆さんにどう受け取ってもらえるか、有島の”感情のミックスジュース”ともいえる表情にぜひ注目していただきたいです。
僕自身も有島と同じくミックスルーツで、自分のアイデンティティが分からないことの辛さは、最も共感したポイントでした。今回有島を演じるにあたり、本やドキュメンタリーから実際にあった状況や事件を勉強して、自分の中で想像できるようにしていきました。担任の先生役である淵上泰史さんからは「分からないままにやってみればいいんじゃない」とアドバイスをいただいたり、山口監督からは「有島として演じるのは限界があるから、そこに栄莉弥としての感情を乗せていこう」と言ってくださったり、周りの皆さんが助けてくださったので、たくさん学びがある濃密な期間を過ごすことができたと感じています。
主演の磯村さんは自分を含め、生徒役のみんなへのケアをしてくれていて、緊張や不安がほぐれたり、前向きになれたりするので、自分もそんな気遣いができる余裕を持った大人になりたいなと、見ていていつも思います。
第6話のゲストとして、大森美香が脚本を手掛けた大河ドラマ『青天を衝け』や、連続テレビ小説or朝ドラなどに多数出演している池内万作が出演。息子を医学部へ進学させるため、過剰に厳しく教育を行う父親を演じる。行き過ぎた期待と愛情が交錯する演技にぜひご注目いただきたい。
