2026.6.13(土)

きょう17年ぶり復活「Jリーグオールスター」 歴代最多得点男・森島寛晃氏が語る“ピクシーからの贈り物”と自ら税金を払った“副賞のランドローバー”

きょう、Jリーグにあの熱狂が戻ってくる!実に17年ぶりの開催となる「JリーグオールスターDAZNカップ」だ。かつてこの舞台で通算6ゴールという前人未到の記録を打ち立てた男、ミスターセレッソ・森島寛晃氏(54)がその「お祭り」の魅力を振り返る。

ピクシーからのパスと言葉を超えた抱擁

森島氏にとって、オールスターは単なるエキシビションではなかった。ラモス瑠偉、三浦知良、そしてストイコビッチ(ピクシー)といった伝説的スターと同じピッチに立つことは、大きな学びと成長の場だったという。中でも忘れられないのが2000年。ピクシーからのパスに合わせたあの瞬間だ。 背後からのボールを迷いなく振り抜いた右足。「完璧に乗った」という確信とともに放たれた、サッカー人生を象徴する至高の一撃だ 「後ろから来たボールを思い切り振り抜いたら、足にボールが乗った感じで、逆サイドに完璧な角度で入ってくれた」 ゴール直後、英語が話せない森島氏をピクシーは笑顔で抱きしめた。その温かな抱擁は、今も森島の胸に深く刻まれている。

MVP副賞の「ランドローバー」秘話

森島氏のオールスター伝説はピッチ外でも・・・。特にMVPを受賞した1999年の副賞「ランドローバー」にまつわるエピソードは、彼の人柄を象徴している。受賞直後森島氏は「この車はクラブで乗ります!」と即座に宣言した。実際にナンバーを自身の背番号「8」で登録。車体にはMVP受賞年を表記し、クラブの業務車として寄贈したのだ。しかし、そこには森島氏らしい裏話があった。 「クラブの皆に喜んでもらいたくて寄贈しましたが、きっちり税金は私の方に請求が来ました(笑)」 自腹で税金を納めながら、栄光の証である高級車がクラブの日常を支える。その光景を見ることが、彼にとっては何よりの喜びだった。

「意外性を楽しんでほしい」森島寛晃がピクシーと描いた夢 次代へ託すバトン

今回のオールスターは、ファン投票によって選出されたJ1、J2、J3の枠を超えたスターたちが集結する。 「他クラブのスター同士が織りなす創造性や、意外性のあるゴールを楽しんでほしい」 森島氏がそう語るように、17年ぶりに復活するこの舞台は、勝敗の行方以上に「サッカーの純粋な楽しさ」を共有するための場所だ。かつて彼がピクシーとの共演で感じたあの幸福な熱狂は、新たな世代の選手たちの足跡によって、再びスタジアムへと呼び戻されることになる。 (2026年6月10日放送 関西テレビ「水曜はJ!」より)

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