2026.1.22(木)

【G大阪】「攻めの姿勢を貫く」ヴィッシング新体制 過酷な沖縄キャンプで見えた新生・ガンバ大阪の決意

「とにかく前へ、アグレッシブに」 ガンバ大阪の俊足FW・山下諒也(28)が語るこの言葉に、新チームの決意が凝縮されている。38歳の若き指揮官、ヴィッシング新監督が掲げるのは、90分間足を止めずに主導権を握り続ける「支配するサッカー」だ。肉体の限界に挑む沖縄キャンプの舞台裏に迫った。

ヴィッシング新監督が求める「支配」と「継続」

新指揮官が目指すのは、どの局面でも受け身にならない「支配するサッカー」。監督は現在のチーム状況について「この時期にしてはレベルが上がってきている」と手応えを口にする一方、さらなる向上を求めている。 特に重視しているのが、「動きを止めないこと」だ。試合中に休む時間を排除し、いかに動き続けて自分たちのペースで試合を進められるか。そのために、現在は徹底的にコンディションを追い込むトレーニングを続けている。

山下諒也が語る「ゴールへのスピード感」

山下諒也は、新体制の戦術について「とにかく前へ、アグレッシブ」とその特徴を語る。「ボールを奪った後、すぐに前を見るよう指示されている」とし、今季のガンバは常にゴールを狙うスピーディーな展開が増えるだろうと予感させた。 キャンプの内容については「言葉を選んで言うときつい」と苦笑いを見せつつも「その瞬間の(勝利の)ために頑張っている」と、新戦術への適応に自信をのぞかせた。

ベテラン宇佐美と新戦力の融合

チームの顔である宇佐美貴史(33)は、プロ16年目の経験から冷静にキャンプを見つめている。現在は「10点満点中7~8点くらいのバキバキ具合」と身体の負荷はピークに達しているが「一日一日を積み上げていくだけ」と、怪我なくコンディションを上げることに集中している。 また、横浜F・マリノスから加入した植中朝日(24)は「関西独特の親しみやすい雰囲気」のおかげで、早くもチームに溶け込んでいる。植中は「2ケタ得点」を目標に掲げ、ピッチ外でも積極的にコミュニケーションを取ることで、連携の深化を図っている。

過酷なキャンプの先に目指すもの

キャンプが中盤に差し掛かると、疲労からチーム内の空気が張り詰めることもある。宇佐美は「一週間もするとみんな顔も見たくなくなる(笑)」と冗談を交えつつ、全員での外食などで気分転換を図りながら、この苦境を乗り越えようとしている。 「まだ伸びしろがある」と語るヴィッシング監督。新戦力と既存戦力が過酷なキャンプを通じて融合し、攻撃的な姿勢を研ぎ澄ませるガンバ大阪。新シーズン、吹田のスタジアムで躍動する「青と黒」の新たな姿に期待が高まる。 (2026年1月21日放送 関西テレビ「水曜はJ!」より)

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