3月7日(火)

マザーハウス代表・デザイナー
山口 絵理子
埼玉県出身。41歳。独学でデザインを覚えながら、24歳の時に起業。尊敬するマザーテレサと、家のように安心できる場所を作りたい という思いから、会社を「マザーハウス」と名付けた。全国に約40店舗、シンガポールや台湾にも店を構える。途上国の伝統的な素材や技術を使った商品で、世界に通用するブランドを目指している。コロナ禍でも売り上げは過去最高を記録し、スタッフは世界9カ国で800人を超えた。経営者兼デザイナーとして、1000以上の商品を世に送り出してきた。

番組情報

今回の主人公は、マザーハウス代表・デザイナー 山口絵理子。マザーハウスは、バッグや洋服などの製品を販売するブランドで、全国に約40店舗を構える。シンガポールや台湾にも店を構え、途上国の伝統的な素材や技術を使った商品で、世界に通用するブランドを目指している。コロナ禍でも売り上げは過去最高を記録し、スタッフは世界9カ国で800人を超えた。
大学の授業で「途上国では学校に行けない人が何億人もいる」ということを聞き、衝撃を受けた彼女は開発支援の仕事を志し、インターンでアメリカの開発銀行へ。しかし、机の上だけで支援計画を作る姿に疑問を感じ、アジア最貧国のバングラデシュを訪れた。そこで、独学でデザインを覚えながら、ものづくりを開始。尊敬するマザーテレサと、家のように安心できる場所を作りたいという思いから、会社を『マザーハウス』と名付け、以来、経営者兼デザイナーとして商品全てのデザインを手掛け、1000以上の商品を世に送り出してきた。

今回、カメラは、自ら商品のデザインを行い、素材の原産地であるインドやバングラデシュの工場を訪れる様子や、商品が店頭に並ぶまでを見届ける姿に密着。「お客さまが今の生活の中に落とし込め、寄り添えるもの」を意識し、納得がいくまでこだわりぬいた製品作りの数々を映していく。

途上国の力を信じ、現地の素材と技術で世界に挑む、マザーハウス代表・デザイナー 山口絵理子の7つのルールとは?

セブンルール

  • 1現地の人とは現地の言葉で話す
  • 2デザイン画は描かない
  • 3朝からミシンを踏む
  • 4夫婦の相談事は自然の中で
  • 5現地で感じた色を商品にする
  • 6試作品は見せない
  • 7商品の入口と出口を見届ける