12月13日(火)

小児外科医
渡邉 佳子
東京都港区生まれ。52歳。母を救ってくれた脳外科医に憧れて医学の道へ進む。1996年杏林大学医学部卒業。現在、杏林大学医学部付属病院小児外科所属。脳・心臓・骨以外の小児外科全般(0歳~中学3年生)を担当。年間約270件の手術。そのほとんどを執刀している。日本でも珍しい便秘外来も立ち上げた。「グッドドクター」の医療監修を担当。

番組情報

今回の主人公は、小児外科医・渡邉佳子。東京・三鷹市にある杏林大学医学部付属病院で働く彼女は、年間200件以上の手術をこなしながら、医療的ケア児の訪問医療やドラマの医療監修も行うスーパードクター。大人にはない特別な疾患が多く、専門知識と技術が必要とされる小児外科は、なり手が少なく、「人気がない」のが実情だ。そんな中で彼女は、これまで数千人もの子供たちを救ってきた。
大学病院で働く傍ら、さまざまな活動をしている渡邉。障害を抱え、日常的に医療が必要な医療的ケア児のため、5年前から月に2回「訪問診療」を行っている。重度の障害がある9歳の女の子の自宅では、呼吸をしやすくする管や、胃に栄養を送るためのチューブを交換していく。病と闘っているのは、当事者の子供だけではない。周囲が孤独になりがちな在宅診療。家族の心もケアするのが、彼女が目指す医療だ。
また、医療監修としてTVドラマに携わることもある。現在放送中の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』の撮影現場にカメラが密着。彼女は、医療現場の忠実な再現に絶対欠かせない存在で、ドラマとリアルの橋渡しをしている。
「がんばって病気と闘っている子供たちがいるということ、それに向き合っている医者がいるということ」。医療監修をする上で、彼女には“ある信念”があると語る。

医学とは無縁の家庭で育った彼女。母親の病気をきっかけに医師を目指し小児外科になった。張り詰めた緊張の日々を緩めてくれる気の置けない仲間とのひと時のほか、小児外科医のリアルな日常をカメラは追う。ある患者の家族は「娘の命だけではなく、私たち家族の心も救っていただいた」と、心から感謝の言葉を口にする。誰しも容易には望まない、小児外科の世界。子供の力を信じ、小さな命を救うため、情熱と信念をもって奮闘する彼女は、まさにスーパーヒーロー。杏林大学医学部・小児外科医 渡邉佳子の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1作品が伝えたいメッセージを大事にする
  • 2患者をちゃんと叱る
  • 3仲間と会うのは誕生日
  • 4知らない分野は人脈を使う
  • 5訪問診療は普段着で行く
  • 6患者とおもちゃでつながる
  • 7病院を出たら一番星を見つける