11月15日(火)

作詞作曲家
岡嶋かな多
38歳。幼少期をアメリカで過ごし、帰国。中学校を卒業後、シンガーとして音楽の道へ。シンガーから裏方にシフトすると作詞作曲家として世界中から声がかかるように。楽器を用いず歌いながら作曲する独特な手法でBTSや安室奈美恵など,150組以上のアーティストの作詞作曲に携わり、2017年には三浦大知「EXCITE」で日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞。今までに手がけた曲は400曲以上。100回を超えるオリコン1位を獲得している。

番組情報

今回の主人公は、作詞作曲家・岡嶋かな多。これまで携わった曲は400曲以上、オリコン1位獲得も100回を超えるヒットメーカー。2017年には、作詞作曲を務めた三浦大知の『EXCITE』でレコード大賞・優秀作品賞を受賞。BTS、TWICE、安室奈美恵、Snow Manなど、有名アーティストの曲も多数手掛け、錚々たるアーティストたちに愛されている。

今回、岡嶋が立ち会う、アーティスト・家入レオのレコーディングにカメラが入った。家入は、岡嶋について「すべてを引き出してくれる」と、背中を押してくれる存在だと話す。38歳ながら、手掛けたアーティスト数は150組以上という超売れっ子の岡嶋が、レコーディングの時に決めているルールは、『アーティストへの声かけは、0.1秒でも早くすること』。「ボーカルブースの中は孤独」だといい、不安になる隙を与えないことが大事だと語る。家入レオの6時間にもわたるレコーディングの様子から、その真意が垣間見えた。
さらに、岡嶋の『メロディーと歌詞をのせる作業』にも密着。まずは、トラックと呼ばれる曲の土台となるリズムやコード進行を聴き、どんなイメージの曲にするかインスピレーションをメモしていくという。アイデアを出し合いながら、一番いいメロディーを見つけるために彼女がしていることとは。そして、意外にも「楽器はほぼできないに等しい」という彼女ならではの強い武器、曲作りのスタイルを明かす。

幼少期はアメリカで過ごし、中学時代に音楽に目覚め、高校には行かず15歳で音楽スクールに。いくつかのバンド活動を経て、歌手から裏方にシフトすると、作詞作曲家として世界のスタジオからも声がかかるようになった。結婚し、夫と子供に囲まれ仕事も充実している彼女だが、「こんな幸せな人生をおくれると思ってなかった」というほど自己肯定感が低かった。絶望を感じていた彼女を救ってくれたのは、Mr.Childrenの“ある曲”で、その歌詞に救われ、生きる覚悟を決めたと語る。そんな岡嶋だからこそ、作詞を手掛ける際には並々ならぬ情熱を傾けるなど、曲作りの熱い思いを明かしていく。

セブンルール

  • 1声かけは0.1秒でも早く
  • 2歌いながら作曲する
  • 3歌詞には明日へつながる希望の言葉を入れる
  • 4家事のリーダーシップは夫
  • 59:30~11:30は自分を追い込む
  • 6旅の思い出はランキング形式で振り返る
  • 7ライブは客席側で見る