11月1日(火)

「芛堂寺」店主
伊堂寺まい
埼玉出身29歳。高校卒業後、大手ドーナツチェーンで勤務。25歳で店を持ちたいという思いを持つと、知り合いのラーメン店主に声をかけられラーメンの道へ。ひたむきさが認められ、修業わずか半年で茨城・つくばに「芛堂寺」をオープン。鶏白湯の店でありながら多様な限定メニュー、そのまま食べる替え玉など彼女が生み出す独自のラーメンを求めて連日行列ができる。

番組情報

今回の主人公は、茨城県つくば市にある、人気ラーメン店「芛堂寺」店主・伊堂寺まい。店の看板メニューは、とろみあるスープで味わう濃厚な鶏白湯(ぱいたん)。常連客から「スープがすごく好きで、毎回全部飲んじゃう」「めっちゃおいしいです。おいしいしか出てこない」とまで絶賛される至福のラーメン。3年前、つくばにオープンすると、すぐに行列ができる人気店に。29歳の若きラーメン職人は、アイデアも独創的で、生クリームを使った「わさびのソース」や、まろやかで濃厚な「あん肝のソース」など、パスタのような替え玉を7種類も用意している。「インパクトのあるものをたくさん用意して、唯一無二でありたい」と、他にはない味を目指している。
自分の道を模索していた25歳の時、あるきっかけでラーメン有名店に弟子入り。ひたむきな姿勢が認められわずか半年で店を持つことが許され独立した。鶏白湯の店でありながら、7種類の替え玉とはまた別に、豊富な限定メニューを常に用意しており、メニュー開発に日々没頭。仕事ぶりはストイックで定休日も厨房に立つほどで「自分に使う時間ってうれしくない」と、人と会っている時以外は、ずっとラーメンのことを考えている。

何度も失敗してたどり着いた絶品の鶏白湯スープ。ひと手間加えるその工夫や、メニュー開発時に、彼女が必ずおこなっていることなどのルールを明かす。また、「足元にも及ばない」と尊敬してやまない料理人である父親から受け継いだレシピなど、取り入れられるものは何でも取り入れ、ラーメンの味を高め、たった3年で人気店へと店を成長させてきた。
彼女がラーメンに注ぐ情熱はすさまじいが、追い求めるのは「おいしいラーメン」だけではないとと語る。独創的なアイデアとあくなき情熱で、唯一無二のラーメン店を目指す、若きラーメン職人「芛堂寺」店主・伊堂寺まいの7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1替え玉は7種類用意する
  • 2スープは一度凍らせる
  • 3作る手元を見せる
  • 4料理に悩んだら父の店に行く
  • 5家ではYouTubeで宇宙を学ぶ
  • 6新作はまず頭の中で食べてみる
  • 7ラーメン以外も美味しい時間を提供する