9月6日(火)

クッキーアーティスト
KUNIKA
千葉出身。33歳。菓子の専門学校を卒業後、マンダリンオリエンタル東京でパティシエとして働いていたが、ある時退職。趣味だったアイシングクッキーをSNSにアップするとたちまち話題となり、大手企業からのオファーが殺到。サンリオ、ドラえもんをはじめ、数々の有名キャラクターのクッキーを手がけた。個展や本の出版などクッキーアーティストとして活躍していた中、日本での活動に区切りをつけ、2017年突然ロンドンに…。ミシュラン三つ星も獲得するロンドンでも指折りのレストラン「sketch」でパティシエとして働きはじめた。

番組情報

今回の主人公は、長濱ねるが『セブンルール』で密着してほしいと推薦した人物、クッキーアーティスト・KUNIKA。9年前から、趣味で始めたクッキーアートをSNSにアップし始め、たちまち話題に。インスタグラムのフォロワーは8万人を超え、サンリオやドラえもんなど、数々の人気キャラクターのクッキーをデザインした。
3歳から水泳を始め、ジュニアオリンピックにも出場したという彼女は、高校で飛び込みの選手に。その後、パティシエになるために専門学校へ進み、一流レストランに就職するが、2年後に退職。紆余(うよ)曲折あって始めたクッキーアートが一躍脚光を浴び、個展に本の出版と活躍の場を広げていくが、一方で自分を見失いかけてしまう。「私の人生、予期せぬ出来事の連続。だから楽しい」という彼女は5年前、何をするかも決めずに渡英。一昨年にアルバニア人の男性と結婚し、現在はクッキーの仕事から離れ、ミシュランで星を獲得したロンドンでも指折りの人気店で、パティシエとしてアフタヌーンティーで提供するスイーツを作っている。

今年5月、KUNIKAは夫婦そろっての帰国を果たす。夫のレディアンさんが日本を訪れるのは今回が初めて。KUNIKAは自らが夫の母国を訪れたときのことを思い出しながら、夫にも日本でしかできない経験をしてもらいたいと、浅草や回転ずし店、居酒屋など、日本文化を味わえる場所へと連れて行く。その中で、レディアンさんがもっとも気に入ったという日本文化とは。

さらに、来日を機に、1年半ぶりにクッキーアーティストとしての仕事を引き受けたKUNIKAは、ロンドンで作ってきたクッキーを手に、アパレルブランドの撮影現場へ。スタッフからの歓喜の声を浴びたKUNIKAは、「反応をいただけるのが、やっぱり一番うれしい」と、久しぶりの達成感に笑みをこぼす。そして帰国後、彼女は、遠のいていたクッキーアートの仕事を再開することを決意する。ロンドンらしさを取り入れ、新たなチャレンジを始めたクッキーアーティスト・KUNIKAの7つのルールとは?

セブンルール

  • 1デザインは手を動かしながら考える
  • 2同僚に経歴は言わない
  • 3髪はアリエルの赤色に染める
  • 4アンティークショップは金曜日に1人で行く
  • 5夫婦でお互いの国の文化を尊重する
  • 6クッキーは100円ショップのタッパーで運ぶ
  • 7ロンドンでクッキーアートを広める