8月30日(火)


旅する料理家
大塚 瞳
福岡県出身。41歳。3歳の時に父の仕事の関係で渡米、アメリカのパーティー文化に感化され帰国すると、大学時代から本格的に料理を学ぶ。大学卒業後も世界各国の料理教室に参加し、腕を磨いた。2020年 福岡県におばんざいの店「台所ようは」をオープン、2022年には新たにイタリアンの店「食堂 ミナトマル」と和食店「和食ダイニング たまとり」を開店。また、「採掘場跡地の中」「登り釜の上」「能楽堂」など、非日常空間で数々の食イベントを開催するなど、食空間ごとプロデュースする活動をしている。
番組情報

料理だけでなく、空間の演出にも力を入れたという『たまとり』は、佐賀県唐津市にある、大塚のこだわりがつまった店。「同じ土から生まれた農作物と陶器を、料理人として間に立って提供したい」との思いから、店で使う器には、この地に古くから伝わる唐津焼を採用。唐津焼を主役にした『たまとり』がオープンするまでを追う。
さらに、白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅、武相荘で初めて開かれる食のイベントに向けて、準備に奔走する姿にも密着。その季節に、その場所でしかできない、“記憶に残る食イベント”を手掛ける、大塚瞳の7つのルールに迫る。
セブンルール
- 1世界中のスパイスで口の中を旅させる
- 2メニューは固定しない
- 3地方に行ったら1日7食
- 4子どもの味覚に合わせない
- 5その土地の器を使う
- 6スタッフはナンパで集める
- 7同じイベントはしない