8月2日(火)

映画監督
安藤 桃子
東京都出身の40歳。父・奥田瑛二、母・安藤和津の間に長女として生まれる。高校時代よりイギリスに留学し、ロンドン大学芸術学部を次席で卒業。その後、ニューヨーク大学に進学し、映画作りを学び、監督助手として働きはじめる。2010年、『カケラ』で監督デビューを果たし、2014年自身の小説『0.5ミリ』を映画化し、自身で監督・脚本を務めた。その後、同作のロケを行った高知県高知市に移住、8年ぶりの映画を撮るべく精力的に活動している。

番組情報

今回の主人公は、映画監督の安藤桃子。高校時代よりイギリスに留学し、ロンドン大学芸術学部を卒業。 その後、ニューヨークで映画作りを学び、8年前、自身初の長編小説『0.5ミリ』を監督・脚本し、数々の賞を受賞。国内外で高い評価を得た。しかし、以来、映画は撮っていない。番組では、40歳という節目の年を迎え、安藤が映画製作の新たな一歩を踏み出すまでに密着する。

安藤が住んでいるのは、『0.5ミリ』のロケ地となった高知県。撮影で現地の人々の温かさに触れ、8年前に移住したが、同時に「高知の自然を見た時に『これは撮れない』っていうことだけ知った」と壁にぶつかり、本業の映画製作からは遠ざかっていった。しかし一方で、地元で開催される『オーガニックフェスタ』の実行委員長を務めるほか、彼女が立ち上げた異業種集団『わっしょい!』では自分たちで大豆を育て、地域一体となって味噌作りをするなど、精力的に活動を続けている。
これらは一見、映画とは何の関係もないように思えるが、彼女にとってそれらはすべて、映画作りの一部だという。映画を撮っていない間も、常に映画監督としてのフィルターで自然や人々と触れ合ってきた安藤。移住後は、結婚・出産・離婚を経験し、シングルマザーとして娘と2人で暮らす家には、時折、父の奥田瑛二と母・安藤和津が訪れる。そこには、安藤家ならではともいえる子育て論と、娘の生活を見守る姿があった。

そして今、安藤はさまざまな経験を経て自ら答えを見つけ、何かを払拭したかのように、晴れ晴れとした表情を見せる。「何に向かって進みたいかっていうことが明確になっていく感覚が今」と、新たなスタートに立った彼女の7つのルールに迫る。

ゲスト

児嶋 一哉(アンジャッシュ)

セブンルール

  • 1想像するときは目を瞑る
  • 2毎年 味噌を作る
  • 3子どもと一緒に楽しむ
  • 4ハートを見つけたら写真を撮る
  • 5常に気持ちは映画監督
  • 6「行くぜよ!」と思ったときは空と海を見る
  • 7みんなが幸せになる映画を撮る