3月29日(火)

「深川 つり舟」女将
湊 由紀江
東京都出身72歳。どんぶりから具材がはみ出るほど盛られた海鮮丼・天丼が人気の「深川 つり舟」の女将。銀座の寿司店で修行を積んだご主人と、夫婦でお店を切り盛りしている。元々は接待向けの割烹料理店だったが、10年ほど前に学生街という立地を生かした定食居酒屋スタイルへ。現在では、昼夜問わず近隣大学の学生が多く訪れる人気店となった。

番組情報

今回の主人公は、東京都西部の国立市にある和食店「深川つり舟」女将・湊由紀江。特大のアナゴが乗った天丼や大盛のいくら丼など、破壊力満点のデカ盛りの店として、学生の街・国立で愛され続けている。メディアでも数多く取り上げられてきた人気店のアルバイトは、大半が大学生。彼女は学生たちから「本当にエネルギーをもらっている」とうれしそうに話す。
「つり舟」の親方は、彼女の夫・実さん。かつて銀座の寿司屋で腕をふるっていた親方は、独立して33年前に「つり舟」を開店。当時は高級和食店だったが、バブル崩壊の影響もあり、女将の提案で学生をターゲットにした食堂に生まれ変わった。以来、食べ盛りの学生にとって「つり舟」のご飯は大事なエネルギー源となっている。しかし、コロナ禍で経営は厳しくなり、一時は店をたたむことも考えたという。そんな窮地に支えとなったある出来事を、彼女は涙ながらに語る。

Uber Eatsの設定や運営、新メニューの動画広告など、デジタルネイティブである大学生バイトが、率先して仕事に取組み「つり舟」を盛り上げる。世代の離れた学生たちが、客としてもアルバイトとしても「つり舟」に魅了されるのはなぜか。ボリューム満点の丼ぶりで学生たちに愛される人気店「深川つり舟」女将・湊由紀江の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1おかわりは調理場まで来てもらう
  • 2味は女将が決める
  • 3仕事は自分で見つけさせる
  • 4賄いはみんなで一緒に食べる
  • 5日曜日は99.5%夫と外食をする
  • 6子ども食堂では思い出ノートを書いてもらう
  • 7卒業するバイト生の着付けをする