3月22日(火)

東京マラソン財団
山本 悦子
愛知県出身。学生時代は陸上部で、30歳の時にホノルルマラソンを経験。マラソンというスポーツに感動し、4年間毎年ホノルルマラソンに参加するようになる。第一回東京マラソンのボランティア募集に申し込んだ事をきっかけに、ボランティアセンターのスタッフとして働くことになる。2015年に東京マラソン財団運営統括本部ボランティアセンター長(現在は社会協働事業本部長)に就任。東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ「VOLUNTAINER」の設立と運営にも携わる。マラソン当日の現場運営から、年間を通したボランティアの育成などランナーのために日々奮闘している。

番組情報

今回の主人公は、東京マラソン財団・山本悦子。今年、3年ぶりに一般開催された東京マラソン。ランナーおよそ2万人が参加した。大会運営に欠かせないのがコース管理や給水など選手をサポートするボランティア。そのボランティア7500人をまとめあげるのが彼女の仕事だ。東京マラソンを取り仕切る東京マラソン財団は、23社のパートナー企業の協力の元運営されている。他のスポーツイベントではなかなか集まりにくいボランティアだが、東京マラソンは、抽選になるほどの人気ぶりだ。
中学・高校は陸上部、小さい頃から走るのが好きだった彼女。転機となったのは、30歳の時に出場したホノルルマラソンだったという。その時の感動が忘れず、2007年に開催された第1回東京マラソンに彼女はボランティアとして参加した。ボランティアの魅力に気づき、持ち前の明るさと真面目さでいつしか率いる側へ。今では財団唯一の女性幹部として活躍している。

番組では、ボランティア参加者に「お母さんみたいな人」「聖母マリアみたいな人です」と言われ慕われる彼女の人柄、7000人以上をまとめあげるその手腕を紹介。また、息子の一言をきっかけに、10年間守り続けているというルールなども明かす。

コロナ禍で行われた異例のマラソン大会。最強のボランティア組織を作り上げた、東京マラソン財団・山本悦子の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1不測の事態は自ら駆けつける
  • 2受付はニックネームで
  • 3響いた言葉はメモして使う
  • 4ツラいときはアンケートを見る
  • 5スカートは履かない
  • 6晩酌は自家製モヒート
  • 7出会うためにボランティアをする