11月9日(火)

土佐しらす食堂「二万匹」店主
岩本 梨沙
高知県出身36歳。高校を卒業後、約2年半バックパッカーとして世界各国を渡り歩いたのち帰国。2009年からビストロ「銀座ストック」にて勤務し、店長兼ソムリエとしてキャリアを積んだ。2013年より高知県の観光特使としても活躍。高知県産のしらすに惚れ込み、高知の食材のすばらしさを東京の人に伝えたいと、2020年、東京・六本木に「土佐しらす食堂二万匹」をオープンした。

番組情報

今回の主人公は、東京・六本木の住宅街にあるしらす専門店「土佐しらす食堂二万匹」店主・岩本梨沙。この店に訪れる多くのお客さんをとりこにしているのが、3段階で味の変化が楽しめる“禁断のしらすバター丼”。身が小さくてふっくらと柔らかい高知県産のしらすが味の決め手。店では安芸市にあるカワクボFACTORYで釜揚げされたしらすを使用、水揚げされたその日のうちに特別な製法で加工され、減塩でありながらうま味がしっかりと感じられるのが特徴。
そんな、しらすの魅力に取りつかれた彼女が考案した、さまざまなしらすメニューは、客からの評判が高い。
自然豊かな街・高知県で生まれた彼女は、3兄弟の真ん中としてすくすくと育った。21歳で地元を飛び出し、バックパッカーとして約20カ国を放浪。世界を旅したからこそ、改めて地元の素晴らしさに気づいたという。帰国後に上京し、店長兼ソムリエとしてワインバーで経験を積み、昨年念願のしらす専門店を立ち上げた。コロナの猛威に直面しながらも、立ち止まることなく彼女は挑戦を続けている。

今回カメラは、“しらす”を心から愛する彼女の日常に密着。カツオの名産として知られる高知だが、しらすはまだそれほど知られていない。「高知の素晴らしい食材。私が伝えなきゃと思った」と、しらすのおいしさを世に知らしめるのは、自分の使命だと語る。絶品しらすバター丼で、訪れる客を魅了する岩本梨沙の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1全メニューにしらすを使う
  • 2メニューにない料理を即興で作る
  • 3感動はポーズで記憶する
  • 4落ち込んだら東京のお母さんに会いに行く
  • 5疲れたときは「ウォーキング・デッド」
  • 6開店前に高知新聞をチェックする
  • 7しらすは最後の一匹まで食べる