10月19日(火)

「KURATA」パティシエ
林 真衣
三重県出身33歳。三重県立相可高等学校を卒業後、伊勢市の老舗フレンチレストラン「ボン・ヴィヴァン」で10年間修行。その後、松阪市の和フレンチ「新上屋」で3年間シェフを務め、32歳で退職。2020年8月、チーズテリーヌ専門店「KURATA」をオープン。SNSを中心に注目を集め、数週間から長い時は半年待ちになることもあるほど、全国から予約が絶えない。

番組情報

今回の主人公は、三重県の自然豊かな町、多気町にあるチーズテリーヌ専門店「KURATA」パティシエ・林真衣。販売する商品は、チーズケーキの一種“チーズテリーヌ”のみ。低温でじっくりと焼き上げることで、レアチーズのようなねっとり滑らかな口溶けとチーズとバニラが織りなす濃厚な味わいが特徴だ。昨年8月のオープン以来、SNSを中心に注目を集め全国から予約が殺到。お取り寄せ販売で、数週間から長い時は半年待ちになることも…。
三重県多気町で生まれ育った彼女は、ドラマ化もされ話題となった「高校生レストラン」を運営する食物調理科がある地元の高校を卒業。その後、伊勢市の老舗フレンチレストランで10年間修行し、松阪市で3年間シェフを務めたあと、32歳で退職。「自分が自信を持って出せるこれっていうのを1本極めたい」と、“チーズテリーヌ”に全てをささげ、自分の店を構えた。
深夜勤務が当たり前で、一度店を離れると復帰も難しいという飲食業界。結婚、子育てを希望する女性が、不本意ながら業界を去る姿を目の当たりにし、料理の世界で長く働き続ける難しさに直面した彼女が、たどり着いた働き方とは。

「自分の生活も充実させながらお客さんに喜んでもらえる仕事をしたい」と語り、女性が仕事も家庭もあきらめない道を模索する。フレンチシェフを経て、自信を持って出せる1本を極めたパティシエ・林真衣の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1チーズは4種類使う
  • 2木曜日は店を開ける
  • 3必要なものはDIYで
  • 4メニューはずっと1種類
  • 5夕食のメニューは夫に任せる
  • 6チーズテリーヌ以外のスイーツをときどき作る
  • 7チーズテリーヌを送った都道府県に色を塗る