9月7日(火)

怪談師
深津さくら
茨城県出身28歳。小学生の時、図工の授業でのある出来事がきっかけで不登校に。その後小・中・高と学校へ行かなかったが、通信制の高校を卒業し、元々興味のあった芸術系の大学へ進学した。大学時代に出会った夫・ナオキさんと結婚。夫・ナオキさんに誘われて行った怪談イベントをきっかけに怪談に夢中になる。その後、出場したネット配信番組で怪談師デビュー。最近ではテレビ番組への出演や怪談会の開催の他、装丁画や挿絵を手がけた怪談集を刊行するなど活躍の場を広げている。

番組情報

今回の主人公は、“怪談と結婚した女”と呼ばれる新世代の人気怪談師・深津さくら。3年前、総視聴数が述べ1500万回を超えた怪談配信イベントにてデビュー。一般参加ながら3位に入賞し、新世代の怪談師として頭角を現した。
そんな彼女は意外にも「私は全く霊感というものがない」と語る。そのため、出会った人に「何か不思議な体験されたことありますか?」と聞き込み、怪奇な話を収集。実際にあった不思議な話を代弁という形で静かに語りかける彼女の怪談は、ただ怖いだけではなく、他とは一味違う。怪談界の巨匠・稲川淳二からも「新しい時代がきてるなと思いました」と評価を受ける。
茨城県で生まれ育った彼女は、学生時代に楽しい思い出はほとんどなかったという。図工の授業中に起きたある出来事をきっかけに、小・中・高の12年間不登校に。それでも大好きだった“絵”を学ぶため通信制の高校を卒業し、京都の芸術大学に進学。今でも自身が執筆した怪談本の挿絵を描いている。そんな彼女が“怪談師”を目指すきっかけとなったのは、3年前に結婚した夫・直輝さんに誘われて訪れた“怪談会”だった。あまり気が向かないまま参加したイベントだったが、そこでの出来事が大きな転機となり、怪談の道へ。しかし、怪談との出会いのきっかけを作ってくれた夫に対して、今では予想外のルールを掲げている。

今回カメラは、わずか3年で人気怪談師へと駆け上がり“怪談と結婚した女”という異名まで持つ彼女の“怪談まみれ”の日々に密着。12年間不登校を経験した彼女がなぜ人前で語る仕事を選んだのか。「怪談はその人の感情に触れる物語」と語り、怖いだけでなく不思議な体験を共有する深津さくらの7つのルールとは。

セブンルール

  • 1怪談話に派手な擬音は使わない
  • 2「怖い話」ではなく「不思議な体験」をたずねる
  • 3夫に怪談話は聞かせない
  • 4休日は商店街で怪談蒐集
  • 5麻雀で気持ちをリセットする
  • 6旅行はいわくつきの場所へ行く
  • 7怪談会ではお客さんにも話してもらう