8月31日(火)

KAKECOMI 代表
鴻巣 麻里香
埼玉県出身42歳。日本人の父とオランダ人の母の元に生まれ、小学生の頃に栃木県の山奥に移住。田舎の小学校では、ハーフだという理由で無視や仲間外れといった一通りのいじめを経験する。35歳の時に脳腫瘍を患ったことも、彼女の人生の大きな転機に。精神科医療機関に従事し、約10年間悩みを抱える人たちのケアを行っていた彼女だったが、“いつでも助けを必要とする側に回ってしまう”ことを経験し「KAKECOMI」を立ち上げ、福島県白河市でこども食堂「たべまな」と民間シェルター「森のたべまな」を運営している。

番組情報

今回の主人公は、福島県白河市でこども食堂と民間シェルターを運営するKAKECOMI代表・鴻巣麻里香。彼女が運営する「こども食堂 たべまな」では、いじめ、不登校、貧困などさまざまな課題を抱える子供たちに週一回自宅を開放し、無料で食事を振る舞っている。「学校に行きたくない」「家にいたくない」など、それぞれの事情がある幼稚園から高校生までの子供たちに寄り添い、安全なかけこみ寺のような場所を提供する。また、DVなど家庭環境に問題を抱える人たちの居場所として、民間シェルター「森のたべまな」も運営するなど、ソーシャルワーカーとして彼女の仕事は多岐に渡る。
日本人の父とオランダ人の母の元、埼玉県に生まれた彼女は、小学生の頃に父が脱サラし栃木県の山奥に移住。田舎の小学校には外国にルーツを持つ子供がほとんどおらず、ハーフだという理由で無視や仲間外れといった一通りのいじめを経験することに。そんな当時の彼女が必要としたのは「家でも学校でもないような居場所」「信頼できる大人」だったと語る。

また、35歳の時に脳腫瘍を患ったことも、彼女の人生の大きな転機に。精神科医療機関に従事し、約10年間悩みを抱える人たちのケアを行っていた彼女だったが、“いつでも助けを必要とする側に回ってしまう”ことを経験し「KAKECOMI」を立ち上げた。過去のさまざまな経験が今につながっている。

今回カメラは、干渉しすぎることもなく程よい距離感で困難を抱える人に寄り添う彼女の日常を映し出す。生きづらさを抱えている人たちが、やんわりとつながり支え合える居場所を作り、“誰かのために”日々駆け回る鴻巣麻里香の7つのルールとは。

セブンルール

  • 1毎週 月曜日にオープン
  • 2子どもに何か1つ仕事を任せる
  • 3挨拶は「おかえり」
  • 4週1回カウンセリングを受ける
  • 5夕飯では娘と韓流ドラマを観る
  • 6毎月誕生日会を開く
  • 7ちょっとお節介な大家さんでいる