3月23日(火)


「認定NPO法人Homedoor」理事長
川口 加奈
大阪府出身30歳。14歳の時に炊き出しのボランティアに参加して以来、ホームレスの人々の支援を始め、大学2年生の時に有志たちとHomedoorを設立。レンタルサイクル「HUBchari(ハブチャリ)」を手掛けるほか、再び自立した生活を送れるようにサポートを行う。2019年には「ウーマン・オブ・ザイヤー」を受賞。コロナ禍で激増するホームレス問題と向き合い続けている。
番組情報

彼女の原点は、高校時代に描いた「夢の施設」という1枚の絵。そこにはホームレスの人々の宿泊施設や、働く場所などが描かれている。この絵にある夢をひとつひとつがむしゃらに実現させてきた彼女だが、夫と1歳の娘と暮らす家では別の一面を見せることもある。「基本的にダランと過ごして毎日よく寝る」と夫から指摘されるように、オンとオフの切り替えも忘れない。
「Homedoor」には、“人生からの転落防止柵”と“家への扉”という2つの意味が込められている。脱落しても、安心して帰ってこられる社会を目指し、コロナ禍で急増するホームレス問題と向き合い続ける川口加奈の7つのルールとは。
セブンルール
- 1路上で出会う人たちは名前で呼ぶ
- 2家賃は収入に応じて決める
- 3パソコンは置いて帰る
- 4朝ごはんは縁側で食べる
- 5すべてふりがなを振る
- 6施設はダブルミーニングで命名する
- 7ホームレスゼロを目指さない