3月2日(火)

演歌歌手
丘みどり
兵庫県姫路市出身36歳。祖母の影響で幼少より民謡を歌いはじめ「民謡の天才少女」と呼ばれる。18歳の時にアイドルとして芸能界デビュー。2005年、演歌歌手として再デビューし、31歳で上京。2017年に紅白初出場を果たし、その後3年連続出場。歌番組、ライブだけでなく、ラジオ、映画、バラエティ番組にも出演し、活動の幅を広げている。

番組情報

今回の主人公は、演歌歌手・丘みどり。伸びのある歌声と歌の世界観を情感たっぷりに演じる表現力を合わせ持つ彼女は、NHK紅白歌合戦に2017年から3年連続出場を果たした。一躍、演歌界の次世代を担うホープに躍り出たが、決して順風満帆な歌手活動ではなかった。
5歳の頃に見た鳥羽一郎に憧れ、演歌の道を志した彼女は、11歳で地元・兵庫県の日本民謡祭名人戦に優勝し、「民謡の天才少女」と呼ばれた。演歌歌手への足掛かりになればと、18歳でアイドルとしてデビュー。ところが、演歌の世界からはほど遠い仕事ばかりだった。3年後に、演歌歌手として再デビューを果たすも、「歌がうまいわけでもないし何の特徴もない」とヘソ出しにミニスカートの衣装を求められ、観客からは「そんな恰好で演歌を歌うんじゃない」と怒られたこともあったという。

それでも、「自分の演歌を聴いて欲しい」と地道に全国を回って営業活動を続け、ファンの心をつかんでいった。31歳の時には『霧の川』で日本作曲家協会音楽祭・奨励賞を受賞。ボイストレーナーは「低音から高音まで幅広い音域が出るから、大きな歌が歌えるのが魅力」と、他の歌手との違いを語る。

昨年、デビュー15周年の節目を迎えた丘みどりだが、コロナ禍で年間130本行っていたコンサートは軒並みキャンセルになり、年末の紅白歌合戦にも落選した。ショックが重なる中、「私がしてきたことは間違ってたんかな…」と漏らし、後悔を見せることも。人知れず悩みを抱えた彼女を奮い立たせるのは、亡き母からもらったある言葉だというが、その言葉とは。

今回カメラは、歌番組やコンサートの裏側だけでなく、オフの日にも密着。いつも最高のステージを届けようとする彼女の想いや、そんな彼女を支える父親との関係を映し出す。大きな挫折を経て、新たな道へと向かう演歌歌手・丘みどりの7つのルールとは。

セブンルール

  • 1衣装は当日に決める
  • 21日3本 ドロドロのメロドラマを観る
  • 3エゴサーチを欠かさない
  • 4移動中の車内は無音
  • 5地方では1人スナック
  • 6毎日 父とLINE
  • 7やらずに後悔より やって後悔