2月16日(火)

湖池屋 マーケティング部
野間 和香奈
広島県出身39歳。18歳で上京後、東京農工大学に入学し、遺伝子工学を学ぶ。2004年に湖池屋に入社し、マーケティング担当に。手がけた「プライドポテト」を4ヵ月で20億円売り上げる大ヒット商品に育て上げるなど、社長から絶対的な信頼を置かれる。入社17年目の現在、湖池屋の商品全17ブランドの管理を任されている。

番組情報

日本で初めてポテトチップスの量産化に成功し、「のり塩」や、「カラムーチョ」など、人気商品を世に送り出してきたスナック菓子メーカー「湖池屋」。昨年2月のリニューアル後、わずか4ヵ月で20億円を売り上げた「プライドポテト」は、2020年を代表するヒット商品となった。このリニューアルを手掛けたヒットメーカーが、マーケティング部の野間和香奈。かつて、大手飲料メーカーで数々のヒット商品を生み出した佐藤社長も「彼女がダメと言ったものは出せない」と絶大なる信頼を寄せる。
広島県出身の野間は、「クローン技術を学びたい」と東京の大学に進学し、遺伝子工学を学んだ。「学生の時から新しいものを常に求める気質があった」彼女は、最も興味のあった「食」に携われる湖池屋に入社。大学で培われた“物事を理論的に捉える”思考で、マーケティングについて勉強を重ね、湖池屋の商品全17ブランドを任されるまでになった。若手スタッフからは「背中を見ながら、いつかはこうなりたいと思いながら仕事をしている」と慕われるなど、人望も厚い。

今回、「プライドポテト」を手掛けた湖池屋のマーケティング部にカメラが潜入。新商品の味を決める試食会やパッケージデザインの秘密、アンテナショップの商品陳列など、大ヒット商品を生み出す裏側を映し出す。「お客様を知るために」SNSに書き込まれた消費者のたった1つのつぶやきも見逃さない。「100円で楽しい時間が過ごせた」「100円でイライラが解消できた」という気持ちに寄り添い、期待に応える新商品を生み出し続けるヒットメーカー野間和香奈の7つのルールとは。

セブンルール

  • 1出社後は真っ先にSNSパトロール
  • 2ポテトチップスは「お菓子」ではなく「料理」
  • 3パッケージは「2秒」で心奪うデザインに
  • 4休日は必ず家族3人一緒に行動
  • 5夫と自宅で仕事の話はしない
  • 6大事なプレゼンは若手に任せる
  • 7毎週新商品を出す