12月22日(火)

「スノーピーク」3代目社長
山井 梨沙
新潟県出身33歳。スノーピーク創業者一族の長女として生まれる。高校卒業後、服飾系の大学で学び、採用試験を受けてスノーピークに入社。2014年にアパレル事業を立ち上げると、様々なヒット商品を生み出し、売上高20億円にまで成長させた。2020年3月、社長に就任。

番組情報

今回は2020年ブレークSP!新型コロナウイルスの影響で、自宅でキャンプを楽しむ「おうちキャンプ」や「べランピング」という言葉が、一気に普及した今年。自宅でも使えるオシャレなキャンプグッズや、密接・密集を避けられるキャンプ場の人気が高まり、流行語大賞に「ソロキャンプ」が選ばれた。この日本で巻き起こる空前のキャンプブームをけん引するのが、国内ブランド「スノーピーク」。機能性とデザインを兼ね備えた商品で、男女問わず全国各地のアウトドア愛好家を魅了している。
今回の主人公は、新潟に本社を構える「スノーピーク」を率いる3代目社長の山井梨沙(33)。今年3月、先代である父から受け継ぎ、東証一部上場企業の中では飛び抜けた若さで社長に就任した。「小娘が一部上場企業の社長をやって大丈夫か?って大炎上した」と明かす彼女は、幼い頃から父に連れられ、毎週末キャンプをして育った。自然の摂理や判断力、そして人間関係など、大切なことはすべてキャンプから学んだ彼女は、一般採用試験を受けて「スノーピーク」に入社。“アウトドアメーカーのアパレルは絶対にコケる”と言われる中、過去に2度の失敗を経験したアパレル事業を再興し、5年で年間売上高およそ20億にまで育て上げた。

カメラは日本中を飛び回る多忙な彼女に密着し、キャンプで培った仕事場でのコミュニケーション法や、愛犬と暮らす自宅でのリラックス法などを描き出す。「アウトドアの力で世の中を変えたい」と語る、若きリーダーの目指す道とは。「スノーピーク」3代目社長・山井梨沙の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1初めての仕事相手とは焚き火を囲む
  • 2毎朝 出勤途中に神社を通る
  • 3服を作るときは「生地」から決める
  • 4寝る前に「静かなるドン」を読む
  • 5職人に会うときはひとりで
  • 6新潟・東京で二拠点生活する
  • 7父に助けを求めない