12月1日(火)

看護師
村田 詩子
大阪府出身46歳。医療短期大学を卒業後、看護師となるが結婚を機に3年で退職。子育て中に、今では一般的となった授乳服を発明し、「発明主婦」としてメディアに度々登場。今年、コロナ禍で医療物資が不足する中、「ゴミ袋で作る防護服」を考案し、反響を呼んだ。現在は心臓病治療の権威・榊原記念病院で、副看護師長として小児外来を担当。

番組情報

東京・府中市にある榊原記念病院は、心臓病の治療では全国トップクラスとして知られる。小児外来を訪れる患者には、先天性の心臓疾患を抱え、常に酸素ボンベをつないでいなければならない子どもたちも多い。今回の主人公は、その小児外来を任されている看護師・村田詩子(むらたうたこ)。看護師歴20年の彼女は、長い闘病生活を余儀なくされている親子に寄り添い、支え続けている。「一人の母親として相談にのってくれたときは救われた」と、患者の母親たちからの信頼も厚い。
そんな彼女は、看護師の他にもう一つの顔を持つ。20年前、当時まだ普及していなかった“授乳服”を考案し、「発明主婦」としてメディアを賑わせた。困ったときに発明のアイデアが浮かぶという彼女は、今春コロナの感染拡大で医療用物資が不足する中、“ゴミ袋で作る防護服”を考案。作り方を病院のホームページで公開し、最前線の医療現場で反響を呼んだ。

日々、幼い命と向き合う彼女は、「亡くなった子たちのお母さんたちに“会いたいな”って思うことがあるんです。その子たちのことを“忘れてないからね”って言いたい」と、胸の内を明かす。小児外来で、心臓疾患の子どもと親たちを支え、「発明家」としても活躍する看護師・村田詩子のルールに迫る。

セブンルール

  • 1子どもには「合コンさしすせそ」で接する
  • 2その日の医師の色に染まる
  • 3自分が困ったときは発明する
  • 4調理家電は惜しみなく使う
  • 5家の各所に掃除機を置く
  • 6子どもは「天才」と言って育てる
  • 7患者の母を「私の娘」と考える