10月27日(火)

メイカセブン 店長
関口 明美
東京都江戸川区出身56歳。パン屋さんを営む両親に育てられ、パン学校で出会った夫と25歳で結婚。夫の実家である1958年創業の老舗ベーカリー「メイカセブン」に嫁ぐ。現在は、店長として江東区大島の地元住民から愛されるパン屋さんを支える。

番組情報

今回の主人公は、東京・江東区大島のベーカリーショップ「メイカセブン」店長・関口明美。店頭には昔ながらのクリームパンやカレーパンなどが40種類以上並ぶ、下町には欠かせない存在のパン屋だ。
この店の看板商品は、「うすかわあんパン」。オープンを前に、多くの人が店先に並び、1日400個を売り上げる。人気の理由は、何といってもギッシリ詰まったあんこの量とほどよい甘さ。固めのあんこを使い、高さを出すのが特徴だ。コツは、「皮を破らないようにするため、均一に一度にすくわないで何回かに分けてやること」。1日400個すべて手作業で行っている。同じく看板の「77%ぶどうパン」は、カリフォルニアレーズンを限界まで練り込み、じっくりと焼き上げる。

元々、パン屋の家に生まれた関口。パンの学校で出会った夫・直喜さんの実家もまたパン屋だった。父親から「パン屋が大変なのはわかっているのに、なんでパン屋に嫁に行くんだ」と言われながら、25歳で結婚。以来、先代から続く「メイカセブン」を夫婦で守り続け、地元から愛される店へと育てた。

関口のもとには、過去にバイトをしていた従業員が戻ってくることが少なくない。「奥さんにすごくよくしてもらっていたので。何個もバイトやったけど、その中でも私はここだなって」と、従業員たちは彼女を慕う。
「店を懐かしく思ってくれるっていうのはすごくありがたい」と語る、関口の仕事や休日に密着し、ルールに迫る。

セブンルール

  • 1具はたっぷり詰める
  • 2焼きそばは強火で一気に炒める
  • 3週2日 実家のパンを販売する
  • 4お嫁さんに厳しくしない
  • 5休日は家から離れる
  • 6給料は手渡し
  • 7うすかわあんパンを守り続ける