10月20日(火)

日本モンキーセンター飼育員
田中ちぐさ
愛知県北名古屋市出身35歳。帯広畜産大学に入学し、全国各地の動物園でキリンの行動を研究。同大学院を経て、北海道内で動物園に就職し、リスやモモンガ、マンドリルなどを担当。2014年に愛知県犬山市にある世界屈指の霊長類専門動物園「日本モンキーセンター」に転職し、現在は飼育主任を務める。

番組情報

愛知県犬山市で64年の歴史を持つ日本モンキーセンター。57種類830頭のサルが集まる世界屈指の霊長類専門動物園だ。
生息地別の飼育施設があるエリアと、行動展示を主体としたエリアがあり、「サルが間近で駆け回る様子を観察できる」と愛知のみならず、県外の動物好きからも人気を博す。
今回の主人公は、そんな日本モンキーセンターの飼育員・田中ちぐさ。園長も「自分が面倒を見ているサル達は何があっても一生懸命見たいとよく言ってくる、手を抜かずにやる子」と、田中のサルへの愛情と熱意を認める。

また、田中の母は「小学校の卒業文集で、将来の夢を飼育員と書いて、その通りになっている」と、子どもの頃からの夢を叶えた、娘のひたむきな姿に感心する。

実は、田中にはもう一つ、未だ叶っていない夢がある。それは“自分で動物園を持つこと”。「社会性のある動物は、どうしても群れから外れて一人ぼっちの子が出てしまう。サル達が群れで飼育できるように、あるいは、他の仲間と暮らすことができるように、1匹になってしまった子などを集めて、サンクチュアリを作りたい」と夢を語る。

ゾウもキリンもいない霊長類専門の動物園で、サルを愛し、慈しみ、その魅力を発信する飼育員・田中ちぐさの7つのルールとは。

セブンルール

  • 1猿は名前で呼ぶ
  • 2エサのやり方を毎日変える
  • 3猿をかわいがらない
  • 4休日はメイクをする
  • 5家では牛のことを考える
  • 6お礼は必ず直筆で
  • 7猿の幸せを追求する