10月13日(火)

バー「シーホース」店主
マチルダ(小黒奈央)
東京都調布市出身37歳。大学在学中に演劇を始め、芸名・マチルダとして、ダンスや大道芸などパフォーマーとして活動を行う。その後、34歳の時に新宿ゴールデン街にバー「シーホース」をオープン。

番組情報

300もの酒場が軒を連ね、「呑兵衛(のんべえ)の聖地」とも言われる新宿ゴールデン街。かつては劇作家・寺山修司や、俳優・松田優作など多くの映画人が愛したこの地で、2年前にオープンしたバー「シーホース」。本格的な家庭料理に、ハーブやスパイスを漬け込んだ自家製の酒で客をもてなすこの店を切り盛りするのが、店主のマチルダ、今回の主人公だ。

古き良き新宿ゴールデン街の次世代ママ

マチルダ(本名・小黒奈央)は、東京・調布市生まれ。大学を辞め、芸名・マチルダとして、演劇やダンスパフォーマンスなど表舞台への道を目指した。しかし、活動を続けながらも少しずつ、限界を感じるように…。「生活の中心としてやっていたことを『私、出来ないんじゃないか』と認めてしまうときつい。だからあまり見ないようにはしてきたけど目を背けられなくなった」(マチルダ)

その時すでに、新宿ゴールデン街で働いていた彼女。パフォーマーとしての道は諦めたがこの街で過ごす日々が、喪失感を埋めてくれた。その後、老舗の有名店でのバイトや雇われ店長を経て、34歳で自分の店を持つまでになった。

店内はカウンターの4席で、女性が1人で訪れることも多く、同じゴールデン街で働くベテランママからの評判も上々だ。そんな彼女の店にも、コロナ禍が直撃した。「感染の拡大が新宿だということで、すぐに休業したんです。その後、営業を戻しても、半分までいかないくらいの売り上げで…。ギリギリなところは正直ありますね」

厳しい現実と向き合いながらも、古き良き新宿ゴールデン街で奮闘を続けるバー「シーホース」店主・マチルダの7つルールに迫る!

セブンルール

  • 1お通しにはスープを出す
  • 2看板は控えめに
  • 3朝は8時に起きる
  • 4最低週1でキックボクシングジムに行く
  • 5木曜日は母からお菓子作りを学ぶ
  • 6お客さんの名前・職業・住所は聞かない
  • 7ずっとゴールデン街のお客さんでいる