7月14日(火)

スタイリスト
百々 千晴
1980年徳島県出身40歳。スタイリストを夢見て高校卒業後に上京、アシスタントとして多忙な日々を過ごす。2002年渡英、2004年より東京をベースにスタイリストとして活動をスタート。雑誌、広告を中心にスタイリングを手がけ、現在は「Union Magazine」編集長、ブランドディレクターとしても活躍中。二児の母。

番組情報

今回の主人公は、モデルやタレントの衣装をコーディネートする人気スタイリスト、百々千晴。煌びやかなファッションの世界で15年に渡り第一線で活躍を続けている彼女に対し、著名人からのオファーも絶えない。
「百々さんのスタイリングはね、女性のラインをすごい上手に表現してくれる。それをどうやって生かすかっていうのが、すっごい一番上手だと思う」(大島優子)
「シンプルなんだけど、『こういう技使うんだ』とか『こういう小物使うんだ』っていう、シンプルに対しての技が神がかっている」(佐田真由美)
「シンプルだけどカッコいい」スタイルを生み出す。彼女の信条の源とは…。

全てにおいてシンプルでいたい

徳島県生まれ。思春期の頃に見たファッション誌でスタイリストという職業を知り、この仕事をしたいと決意する。18歳で上京し、アシスタントとして休みなく働き、2002年からロンドンへ2年間留学。こうした経験から“女の子だから控えめにしないといけない”とは考えない。自分がバリバリ仕事するところをアシスタントが見て学び、働く女性として成長してくれるのが一番うれしいという。

プライベートでは9歳の息子と6歳の娘の母親。子育てで周りの母親ができることができなかったり、料理が苦手だったり。「真面目に生きてるけど、上手くいかないことがたくさんある。40歳手前になって、やっと気付いた」と、カメラの前で本音を漏らす場面も。百々の仕事に対する姿勢はずっと変わらない。話し方や立ち振る舞いが淡々としているので、初対面の人には感じが悪いと思われることもある。そんな中でもあるルールによって、言いたいことが言える状況を自分で作っていった。

「自分のキャラクターや話の仕方はシンプルでいたいなと思う。洋服だけでなく考え方などすべてにおいてシンプルでいたい」と語る、彼女の7つのルールに迫る。

セブンルール

  • 1リースは1軒につき5分で回る
  • 2靴は最後に決める
  • 3アシスタントとは距離をおく
  • 4毎朝トイレ掃除をする
  • 5母親業は50点でよしとする
  • 6人によって態度を変えない
  • 7年333日デニムを履く