4月7日(火)

東急ハンズ 渋谷スクランブルスクエア店
グループリーダー
末廣三知代
東京都出身44歳。生活に密着した物を売る仕事に魅力を感じ、法政大学文学部を卒業後、1998年東急ハンズ入社。新宿店にてDIYフロアを担当。庶務会計課を経て、12年より渋谷店にてバッグ&トラベル、ステーショナリーなどのフロア主任・マネージャーを歴任。19年11月より現職。夫と都内で二人暮らし。

番組情報

生活雑貨から文具、コスメ、更にはDIY用品など…。多彩な品揃えで、利用者のニーズに応えるホームセンター・東急ハンズ。2019年11月にオープンしたばかりの渋谷スクランブルスクエア店でグループリーダーを務めるのが末廣三知代だ。
接客や商品陳列はもちろん、人材育成、新商品の買い付けまで任されている、売り場づくりのスペシャリストだ。彼女が、アナログな「売り場づくり」にこだわる理由とは…。

片道8時間かけて向かう母の実家
母から学んだある感覚とは…

末廣が”物を売る”ことに目覚めたのは、高校時代。球技大会で必要なゼッケンを忘れてきた生徒たちに1枚30円でゼッケンを販売したことがきっかけだった。「1000円以上売り上げた。売れる楽しみにを知った瞬間です」(末廣)。大学に進学後、一時は教職を目指したが、生活に密着した物を売る仕事に魅力を感じて東急ハンズに就職。入社1年目から、家具や建具の足回りの売り場を担当、その後も懐中電灯、金具、郵便受けなど、意外な物が売れる楽しさを味わう毎日だった。

その後、管理部門への異動を言い渡され、一時は退職も考えるほど悩んだという。しかし7年後、念願叶って再び売り場の担当に復帰すると、「盆栽とカフェ」という異色のコラボ企画を実施し、店舗の売上記録を3度も更新した。

そんな末廣が月に一度、東京から8時間もかけて向かう先は、母・哲美さんが暮らす実家だ。彼女がここを訪れる理由、そして母から学び今も役立っている、ある感覚とは…。ネットショッピング全盛の今、リアル店舗での販売を追求する末廣三知代のセブンルールに密着!

セブンルール

  • 1商品はストーリー順に並べる
  • 2棚の問題点は写真で伝える
  • 3休日はゲレンデで無心になる
  • 4夫婦で買い物の相談はしない
  • 5仕入れは鮮度を最優先にする
  • 6母の周りに花を欠かさない
  • 71つの物が売れる嬉しさを忘れない