2月25日(火)

JAL航空整備士
安藤香菜美
鹿児島県出身31歳。鹿児島工業高等専門学校で情報工学を専攻。卒業後の2008年、20歳で航空整備士の道へと進む。膨大な部品から成り立つ飛行機の整備・点検を行う、空の安全のスペシャリスト。圧倒的に男性の多い職場にあって、整備班のリーダーを任されている。

番組情報

今回の主人公は、JAL 航空整備士・安藤香菜美、31歳。膨大な部品から成る飛行機の整備や点検を行い、飛行機の安全を守るスペシャリストだ。飛行機が到着してから次に出発するまでの間の整備や、一定期間を飛んだ飛行機の点検などを担当する彼女。勤務は、朝・昼・夜のシフト制で、重い部品なども扱うこともあり、体力的にもハードな仕事だ。

決して冗舌ではない彼女が
何度も口にした言葉とは…

鹿児島県で生まれ育った安藤。実家は、空港の近くにあると言う。地元の高等専門学校を卒業後、ぼんやりと興味があった航空業界に飛び込んだ。外からは華やかに見えた世界だが、就職当初は理想と現実のギャップに戸惑い、「向いていないのかな」と思った時期もあったという。それでも、「とりあえず10年はやろう」と決意し、黙々と仕事に向き合ってきた。航空整備士の道に進んで既に12年目の彼女は、現在、シップリーダーと呼ばれる整備を担当する班長を任されることも多くなった。

航空整備士の仕事は、直接乗客に会うことはほとんどない。しかし彼女は「お客さまの命を預かっている」、「お客さまのワクワクした気持ちを台無しにしたくない」と、旅をする人に思いをはせながら整備をしている。

決して冗舌ではない彼女が何度も口にした言葉があった。飛行機を安全に飛ばすのは“当たり前”。その言葉の意味を追求する安藤香菜美の、セブンルールに迫る!

セブンルール

  • 1ドライバーは右ポケットに入れる
  • 2休憩中はマニュアルを読む
  • 3樋田さんからすべてを吸収する
  • 4夜勤明けはスタバに行く
  • 5飛行機では翼が見える席に座る
  • 6男女関係なく仕事を振り分ける
  • 7乗客の「当たり前」を守る