2月11日(火)

「静岡おでん おがわ」看板娘
中津川真生子
静岡県出身47歳。昭和23年創業の「静岡おでん おがわ」の長女として生まれる。高校卒業後は静岡を離れ、神奈川の専門学校に進学。卒業後は歯科衛生士として働く。32歳の時、祖母の死を機に「おがわ」に戻り、母・光枝さん、弟の嫁・恵子さんと店を切り盛りする。元競輪選手の夫・大輔さんと2人の子供の4人家族。好きなアーティストはB'z。

番組情報

静岡を代表するB級グルメ「おでん」。
真っ黒い煮汁が特徴的な「静岡おでん」は、県民のソウルフードとして愛され、静岡市内の中心街には、実に40軒以上が立ち並ぶ程だ。中でも、老舗中の老舗店としてその名を轟かせる店が「おがわ」だ。昭和23年の創業以来、70年間以上継ぎ足されてきたスープが染み込んだ甘みのあるおでんを求め、店は、連日多くの客で賑わいを見せる。そんな「おがわ」を切り盛りする看板娘・中津川真生子(47)に密着する。

「子供の頃は嫌いだった」おでんを守る

曾祖母の代から続く「おがわ」の長女として生まれた中津川は、意外なことに、「子供の頃は、おでんが大嫌いだった」と言う。「母が毎日忙しそうにしているから、家族皆でご飯を食べることもなかったし、外食行ったこともないし、もちろん旅行にも行ったことがなかった」(中津川)。高校卒業後は実家を離れ、歯科衛生士として働いていた。しかし32歳の時、2代目の祖母・末子さんが突然亡くなったことがきっかけで店に戻ってきた。
現在は、三代目の母・光枝さん、弟の嫁・恵子さんと共に、3人で店を切り盛りしている。営業開始となる午前10時に向け、朝7時からスープの仕込みを始める。味付けはしょうゆのみで、70年以上継ぎ足してきた創業当時の味を守り続ける。1番人気は「牛すじ」で、多い時は一日1000本売れることもあるという。

「大嫌いだったはずのおでん」を守る為、連日店に立ち続ける中津川真生子の7つのルールに迫る!

セブンルール

  • 1糸こんにゃくは結ばない
  • 2お客さんの自己申告を信じて会計する
  • 3毎日おでんTシャツを着る
  • 4夕食は3家族分まとめて作る
  • 5子どものお弁当は必ず手作り
  • 6移動中はB'zを聴く
  • 7365日スープに火を入れる