2月4日(火)

箕面自由学園高校
チアリーディング部監督
野田一江
大阪府出身55歳。大学の音楽学科を卒業後、クラリネット奏者として活動。25歳で音楽の非常勤講師として箕面自由学園に着任した。その後、1991年の「チアリーディング部」創部以来指導を続け、“チア経験0”ながら、「日本選手権」での9連覇を含む、全国優勝30回以上の常勝チームを作り上げる。夫と2人の息子がいる。

番組情報

大阪・豊中市にある箕面自由学園高等学校チアリーディング部「GOLDENBEARS」。1991年の創部以来、日本選手権での9連覇を始め、全国優勝を果たすこと実に30回以上、高校チアリーディング界で圧倒的な力を見せるチームだ。

監督は野田一江(55)。チアリーディング部の創部から指導を続け、今に至る常勝チームを作り上げてきた。驚くべきことに、彼女は“チア経験ゼロ”から全くの独学で、チームを率いてきた。
「日本一になる為に熱くて。でもめっちゃ優しい」(部員)
「前向きな言葉にすごく助けられる。お母さんのような存在」(部員)
番組は、部員たちから、絶大な信頼を寄せられる野田に密着した。

笑って泣いて最後は…全国大会の結果は?

大阪で生まれた野田は、大学の音楽学科を卒業後、クラリネット奏者として活動をしていた。音楽の非常勤講師として箕面自由学園へ入ったのは25歳の時。その直後「アメフト部を応援するため」にチアリーディング部が創部されることになり、野田に声がかかったという。「『発声ぐらい教えられるやろ』と言われて(笑)」。 “チア経験ゼロ”の彼女が、見よう見まねで本場・アメリカのチアリーディングの映像を見て学んでいた時…。「感動して泣いたのが人生で初めてだった」。そこから本格的に研究を重ね、創部6年目で初めて全国制覇を果たし、そこから常勝チームへの階段を登り始めた。

去年、優勝を逃している「全日本高等学校選手権大会」が間近に迫る。「私たちは1位しか求められていない。そして、3年生にとっては最後の大会だから勝たせてあげたい」。部員や親たちの思いを背負いながらも、野田は、それを面に出すことはない。

“経験ゼロ”が故の個性的な指導でチームを日本一に導き続けてきた野田一江の7つのルールとは?そして、迎えた全国大会、果たして結果は…?

セブンルール

  • 1他校がやらない技を取り入れる
  • 2ノートで生徒の心の声を聞く
  • 3家族の朝食は全員別メニュー
  • 4生徒の前では常に笑顔
  • 5テストの点数次第で練習から外す
  • 6ゲンは担ぎまくる
  • 7生徒とは距離を置く