11月12日(火)

鎌倉の料理教室 主宰
本多理恵子
群馬県高崎市出身54歳。東京の短大を卒業後、就職先で知り合った同僚と結婚、一人息子をもうける。主宰する料理教室への参加者は、のべ1万2000人を超える。昨年出版した「料理が苦痛だ」は、主婦たちの共感を呼び、料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞。嵐・松本潤が心の支え。

番組情報

全国の主婦たちの共感を呼び、今年「料理レシピ本大賞エッセイ賞」を受賞した本がある。その名も、『料理が苦痛だ』。日々の料理に悩める女性達に「料理が嫌なら一旦やめてみよう」と投げかけ、「これなら作れる」レシピも紹介。読者からは「ほっとした」「救われた」という声が多数寄せられるという。この本の著者は、本多理恵子(54)。鎌倉で料理教室を主宰するが彼女が、今回の主人公だ。

「料理が好きではない」からこそ出来ること

群馬県出身。東京の短大を卒業後に一般企業に就職。2歳年上の同僚と結婚して一人息子を授かる。元々料理が苦手だという自覚はあったが、子育てに料理は欠かせない。ならば、少しでも楽に乗り切りたい、と自分なりに工夫し、簡単に済ますコツをつかんでいったという。そして、「あまり得意じゃない、料理を苦痛に感じるという人に対して、私だったら私のやり方を教えらえるかもしれない」と、13年前に自宅の一部でカフェを開き、料理教室を始めた。

料理教室では、「水・油・調味料は一切使わない」「計量はしない」など、極力手間を省いた料理ばかりを紹介。参加者は料理に苦手意識のある女性たちで、中にはわざわざ北海道から訪れる人も。これまでの参加者はのべ1万2千人を超える程、人気を集めている。

「料理が好きではない」と公言してはばからない本多。しかし、「料理が好きではない」からこそ自分に出来ることを追い求めてきた。そんな彼女のセブンルールに迫る。

セブンルール

  • 1レシピはイメージで伝える
  • 2生徒には作らせない
  • 3仕事終わりは家中を雑巾がけする
  • 4夫とは外食
  • 5モヤモヤしたら寺でボーっとする
  • 6余った食材は友人にふるまう
  • 7料理が苦痛でも頑張る