10月8日(火)

不動産アドバイザー
青木人生
静岡県出身32歳。新宿・歌舞伎町で、水商売を生業とする人達に不動産情報提供する会社「KURESTA」で、不動産アドバイザーを務める。自らも、大学在学中から水商売を始め、現役キャバクラ嬢として、今も仕事を続ける。不動産アドバイザーとキャバクラ嬢、二足のわらじを履き、水商売で働く人に寄り添い続ける。

番組情報

日本有数の繁華街・新宿歌舞伎町。
その路地裏にある雑居ビルの1室で、水商売を生業とする人達の為に「不動産アドバイザー」として働く女性がいる。青木人生(あおきひとせ)、今回の主人公だ。賃貸物件の審査が通りにくい水商売に従事する人々をサポートし、契約までこぎつける。その仕事ぶりがクチコミで広がり、いまや指名が殺到するほどになっている。

水商売に向けられる偏見の目を無くしたい

静岡県で生まれた青木は、シングルマザーとして、水商売で家計を支える母を見て育った。大学生の時、母の名義で家を借りようとした際に、母が水商売をしていることを理由に入居を断られた物件が何件もあったという。「水商売に向けられる偏見の目を無くしたい」。そんな思いで、5年前に不動産業界へ飛び込んだ。「酒でトラブルが起きがち」、「収入が不安定」、そういったイメージを払拭すべく、管理会社や物件オーナーに説明を繰り返し、扱う物件数を増やしてきた。

会社では従業員を取りまとめるリーダーでもある彼女、実は現役のキャバクラ嬢でもある。自らも水商売を行うことで、「なんでも言いにくいことも話せる」と利用者からの信頼を集めている。二足のわらじを履き、水商売で働く人々に寄り添い続ける。そんな彼女のセブンルールに迫る。

セブンルール

  • 1顔写真入りの名刺を渡す
  • 2希望より安い物件から勧める
  • 3内見日はお客さんの起床確認をする
  • 4彼氏がいることを隠さない
  • 5月に1回 母の手料理を食べに帰る
  • 6疲れたらホテルで何もしない時間を作る
  • 7水商売の味方でいる