9月17日(火)

魚の卸売 寿商店
森 朝奈
名古屋市出身32歳。早稲田大学国際教養学部卒業後は楽天に入社。その後24歳の時、父・嶢至(たかし)さんが創業した魚屋「寿商店」に入社。常務取締役として、鮮魚の卸売りや飲食店の経営、更にはITを駆使した事業拡大を図っている。


番組情報

名古屋にある鮮魚の卸売り「寿商店」。
昭和55年の創業から39年、鮮度抜群の魚介を取り揃える魚屋として、地元の街で愛され続けている。更に、併設する飲食店では「中トロ丼ランチ」、「鯨ステーキ丼ランチ」など、市場で仕入れたばかりの新鮮な魚介料理が楽しめる。そんな魚屋の長女として、家族と共に店を切り盛りする女性が森朝奈、今回の主人公だ。

豪快な父や負けず嫌いな妹に見せる気配り

小さな頃から、大きな魚を解体する父の姿に憧れていた森は、小学生の頃から「家業を継ぐ」と決めていた。だが、一度は社会勉強がしたいと上京して大学に進学。卒業後は、インターネットを利用した小売ビジネスのノウハウを学び、家業に取り入れたいという思いで、楽天株式会社に入社。24歳で実家の「寿商店」に戻った。

寿商店は、経営する店舗で小売りも行っている為、森は市場での鮮魚の仕入れから下処理・加工、取引先への卸し、そして店舗での接客まで何でもこなす。更にはIT企業での経験を生かし、インターネットを利用した受注システムを導入し、経営の幅を広げている。そんな森が気を配る相手が、妹の花波さん。「姉に負けたくない」と対抗心を隠さない妹に対し、「可愛くて仕方がないけれども、上司として接しなければならない」という葛藤を日々抱えている。

経営する店舗の恒例行事として、毎月開催している「マグロの解体ショー」。父が長年、大切に守り続けて来たイベントを、初めて任された。男性でも根を上げるマグロの解体を任された彼女は…。そして、豪快な父と、負けず嫌いな妹との間で、常に家族に対する気配りを忘れない彼女の想いに密着!

セブンルール

  • 1仕入れる魚は美男美女を選ぶ
  • 2昼休みにお風呂に入る
  • 3受注はデータで管理する
  • 4父がイライラしたら矢沢永吉の曲をかける
  • 5月に1回 姉妹営業日を作る
  • 6両親の結婚記念日は家族揃って祝う
  • 7家族でマグロの解体ショーを続ける