8月20日(火)

キリンビール マーケティング
京谷 侑香
東京都出身29歳。早稲田大学在学中にホテルのバーでアルバイトを経験。卒業後、ビール好きが高じて2013年にキリンビールに就職。営業部を経て2016年にマーケティング部に異動し、「のどごしブランド」の開発等を担当。そして2018年3月の発売から1年半で5億本超を売り上げた「本麒麟」の開発に一から携わる。


番組情報

2018年3月にキリンビールが発売した新ジャンルのビール「本麒麟」。真っ赤な缶に、キリンビールお馴染みのシンボルマークが特徴的なこの新商品は、販売開始からわずか1年半で累計5億本を超える空前のヒット商品となった。その「本麒麟」の開発に挑んだキリンビール・マーケティング部の京谷侑香(29)が、今回の主人公だ。

立場やしがらみの中で生きていても
お酒を飲むと全部ほどける

学生時代から大のお酒好きで、大学生の頃、バーでアルバイトを経験。特にビール愛が強かったといい、卒業後にキリンビールに就職。営業部に配属され、1年目にして売上目標を達成した。だが、そのことによる慢心がミスを招き、大問題を起こしてしまう…。その後、商品開発などを行うマーケティング部に異動したが、そこでも浮かれた気持ちがあったといい、異動当初に開発した新商品はたった1年半で販売終了となった。

一昨年までの過去10年で、新ジャンルのビールにおける新商品が12回連続で市場に定着せず、停滞していたキリンビール。そんな中、当時27歳という若さで社運を賭けた新商品開発チームに大抜擢された京谷は、並々ならぬ情熱と行動力で「本麒麟」を世に送り出し、大ヒットに導いた。

プライベートでは、大学時代に働いていたバーのバーテンダーと2年前に結婚。職場でもプライベートでも彼女の周囲は明るさに包まれている。「立場やしがらみの中で生きていても、お酒を飲むと全部ほどける瞬間がある」。ビールに魅了され、自分の商品を誰よりも愛する。そんな彼女のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1試飲は思いっきり飲み干す
  • 2大事なことは手書きで残す
  • 3毎週 金曜日はゴミ置場を見回る
  • 4「何を飲みたいか」で食事を決める
  • 5考え込みたいときは会社に行かない
  • 61日の報告は飲み会で
  • 7乾杯は自分の作ったビールで