7月2日(火)

映画監督
山戸 結希
映画『ホットギミックガールミーツボーイ』『溺れるナイフ』他


番組情報

今週の主人公は、注目の映画監督・山戸結希。映画「溺れるナイフ」では、思春期ならではの若者の揺れる感情を美しい映像で描き、若い世代を中心に人気を得た。また、有名アーティストのMVも手掛ける等、活躍の場を広げている。
愛知県生まれの山戸、10代の頃は「何もしていなくて、何をやっても面白くなかった」と話す。そんな人生が変わるきっかけとなったのは、大学のサークルで映画を作ったこと。映画「あの娘が海辺で踊ってる」が、学生の映画祭で賞を取った。その経験から“自分にはこれしかない”と考え、映画監督の道を歩み始めた。

日本には、女性の映画監督が極めて少ない。「1人でも多くの女の子が、映画を撮り始めてほしい」と考えた山戸は、昨年オムニバス映画の企画を立ち上げた。後進の監督が新作を撮影できる機会を設け「ライバルがたくさんいる世界を歓迎したい」と話す。

故郷を離れて映画監督になった山戸は、かつて田舎で暮らしていた自分のような、どこか鬱屈した若い人たちとつながる映画を届けたいという。そんな彼女の7つのルールに注目!

セブンルール

  • 1「よーいスタート」は小声で
  • 2役者の髪に神経を注ぐ
  • 3物語の解釈は観客に任せる
  • 4「生きている」場所で撮影する
  • 5年下の女性には優しくする
  • 6本屋では本のタイトルを見る
  • 7田舎の女の子の気持ちを忘れない