6月11日(火)

つけ麺とクレープの店 店主
矢野 尚美
神奈川・小田原市出身36歳。短大卒業後に就職した飲食業界の同僚と結婚し、長男を出産。その後離婚し、大手ラーメングループ「せたが屋」に入社。そこで上司と再婚、「せたが屋」を退職したことを機に、2016年頃からクレープ移動販売をスタート。そして今年2月、つけ麺専門店「小麦と肉 桃の木」とクレープ店「たつろうカフェ」を同じ場所にオープンさせた。


番組情報

東京・新宿御苑にあるつけ麺専門店「小麦と肉 桃の木」。開店からまだ4カ月、午前11時~午後2時と、ランチ時のわずか3時間のみの営業だが、近くで働く会社員等からの人気は上々だ。そして、閉店からわずか1時間後…。つけ麺専門店はクレープ店「たつろうカフェ」へと姿を変える。「つけ麺」と「クレープ」。この、似ても似つかぬ2つの店を経営する矢野尚美(36)が今回の主人公だ。

“やりたい仕事は全て続ける”
休みなく働く理由は…

短大卒業後、夢だった飲食業界に就職した矢野。同僚との結婚・妊娠を機に退職するが、息子が1歳のときに離婚。その後生活が苦しくなり、安定した職を探していた時、高校時代の友人の紹介でラーメン業界に足を踏み入れた。そしてわずか半年で店長に抜擢される等周囲から期待されていたが、共に働いていた上司と再婚し、再び退職することに…。

しかし「働かない選択肢はない」と考え、“母が洋菓子店を営んでいた”ことや、“人や場所に縛られず働きたい”という思いから、クレープの移動販売を始める。その経営が軌道に乗り始めた頃、かつて店長を務めていたラーメン店を買い取らないかという相談が舞い込む。「やりたい仕事は全て続ける」。こう考えた矢野は、店舗を買い取り、今年2月「つけ麺店」と「クレープ店」を同じ場所でオープンさせた。

週に5日は店舗で働き、定休日にはキッチンカーでのクレープの移動販売を続けているため休みはない。それでも、自宅では中学2年生になった息子と夫への気遣いも忘れない。やりたいことがあれば全部やる。そんな矢野のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1客全員をインスタグラマーだと思う
  • 2週7日働く
  • 3夕飯はできたてを出す
  • 4移動はいつもまんぷクレップ号
  • 5場所によってメニューのレイアウトを変える
  • 6色彩と盛り付けは女性らしく
  • 7やりたいことは全部100%でやる