2月12日(火)

旅館「由府両築」女将
緒方 真美
大分県別府市出身36歳。高校卒業後、東京のバンタンデザイン研究所で服飾のデザインを学び、「SHIBUYA109」のショップで販売員として働く。26歳の時に帰省したことをきっかけに、父が営む創業90年超の旅館「由府両築」の後を継ぎ、女将に。同い年の夫との間に1歳の娘がいる。


番組情報

今回の主人公は、大分・由布院にある老舗旅館「由府両築」の女将・緒方真美(36)。創業90年を超える「由府両築」は、趣(おもむき)のある佇まいや小さな旅館ならではの行き届いたサービスが好評で、1カ月先まで予約が埋まるほどの人気ぶり。ここで、若女将として奮闘するのが緒方だ。
元々旅館業に足を踏み入れるつもりはなかったという緒方。出身は大分県別府市。ホテルマンだった父が独立後、別の経営者から買い取って「由府両築」の経営をスタートさせたのが15年前。その頃の彼女はファッションに夢中で、高校卒業後に東京の専門学校へ進学、その後「SHIBUYA109」のショップ販売員として働いていた。転機は26歳の時。父と共に旅館を切り盛りしていた母が体調を崩した為、帰省して旅館業を手伝った。そこで旅館を受け継ぐことを決意、女将として新たな道に進むことになった。

今日まで何とか女将業を続けてきた緒方にとって、忘れられない出来事となったのが2016年4月の熊本地震だった。築90年を超える建物は半壊、営業停止に追い込まれ、旅館再開を諦めかけた。そんな彼女を救った出来事とは?

さらに、29歳の時に結婚し、娘を授かった緒方。子育てをしながら、時に夫婦げんかをしてしまう夫と共に、「由府両築」の経営に励む、彼女のセブンルールに迫る!

セブンルール

  • 1館内の照明は薄暗く
  • 2配膳するときテレビをチェックする
  • 3車が発進するまで一旦隠れる
  • 4夕食は1日置き
  • 5お祝い事の度に家族写真を撮る
  • 6仕事の合間に子どもと温泉に浸かる
  • 7お客さんのことを覚えておく