2月5日(火)

ぎょうざの美鈴 三代目
奥村 美佐
三重県伊勢市出身44歳。高校卒業後、「ミキモト真珠島」に就職。仕事を続けながら、調理師免許を取得する等し、36歳の時に父・佐一さんから「ぎょうざの美鈴」を受け継ぎ、三代目として店を切り盛りする。フリーランスで広告業を営む夫との間に4歳の息子がいる。


番組情報

今回の主人公は、三重県伊勢市にある「ぎょうざの美鈴」の店主・奥村美佐(44)。「伊勢市民は絶対にみんな食べたことがある!」と地元の人が語る通り、“伊勢のソウルフード”としてすっかり定着している「ぎょうざの美鈴」三代目だ。
伊勢神宮・外宮から車で5分ほどの場所にあるこのお店。昭和38年、奥村の祖母が、満州帰りの知人から伝え聞いたギョーザの作り方を改良し、店を開業したのが始まりだ。それから55年。店内はカウンターのみの18席で、看板メニューのギョーザは作り置きせず、注文を受けてから皮を伸ばし、包み、焼くというこだわりを続けてきた。

そんな環境で生まれた奥村。既に小学4年生の頃から、皿洗いなどの手伝いをしていたという。しかし彼女は初めから店を継ぐことを決めていた訳ではなく、高校卒業後は地元で観光ガイドの仕事をしていた。そんな中、彼女が20代の頃、当時中心として店を切り盛りしていた親せきが独立し、店は人手不足に…。店を継ぐのか継がないのか迷った末、奥村はギョーザ作りの修行を改めて一から積み、36歳の時に二代目の父から店を継いで三代目となった。

週6日、夕方5時から深夜まで営業する店は、持ち帰りと配達も行っている為、営業中は多忙を極める。特に週末には、開店と同時に満席となり、注文の電話も鳴りやまない。そんな店内で注文を受け、会計を行い、職人たちをまとめ上げるのが彼女の役目だ。

プライベートでは10年前に結婚した夫との間に、4歳の息子がいる。連日深夜にまで及ぶ仕事をこなしながら、しっかりと息抜きもして、子育て、家事も行う。あらゆることを全力で行いながらも、決して仕事一辺倒にはならず、どこか余裕を感じさせる奥村。そんな彼女のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1定位置はおでんの前
  • 2仕事着は着物と割烹着
  • 3飲み会で仕事の話はしない
  • 4朝食とお弁当は手作り
  • 5子を預けても罪悪感を持たない
  • 6月に1度は1泊旅行へ
  • 7毎日美鈴の餃子を食べる