1月29日(火)

建築家
岡野 道子
1979年東京都出身40歳。東京理科大学建築学科、同大学大学院・東京大学大学院を経て、伊東豊雄建築設計事務所に就職。その後、2016年、自らの建築事務所を設立。被災地の“まちづくり”など、幅広い活動に従事する。芝浦工業大学建築学部特任准教授。昨年、同じ建築士の男性と結婚。


番組情報

今回の主人公は建築家・岡野道子(40)。被災地での“まちづくり”に挑み続ける女性建築家だ。
父も兄も医師という家庭で生まれ育った岡野。幼少期から建築家への憧れを持ち、東京理科大学・建築学科へ進学、建築家への道を歩み始めた。その後、日本を代表する建築家・伊東豊雄の建築設計事務所に就職。10年間、公共施設建築を中心とした現場で、忙しくも充実した日々を送っていた。そんな彼女に転機が訪れる。2011年に発生した東日本大震災だ。「建築は人を傷つけることにもなることに気付き、大きなショックを受けた」。その後、宮城県岩沼市で、被災地の集会所「みんなの家」の設計に参加し、実際に住民と触れあう中で、まちづくり参加への思いが芽生えていく。
番組では、被災地の“まちづくり”を通して、そこで出会った人たちとの縁や絆を大切にする岡野の姿を追う。また、自他共に認める建築オタクの彼女が過ごす、微笑ましいプライベートの様子とは?そんな彼女のセブンルールに注目!

セブンルール

  • 1スケッチに住人を描く
  • 2建てて終わりにしない
  • 3建築は天井を見る
  • 4柱や梁を「この子」と呼ぶ
  • 5仕事の愚痴は言わない
  • 6建築は身体で学ぶ
  • 7作品より居場所を作る