1月8日(火)

衣装デザイナー
伊藤 聡美
1988年千葉県生まれの30歳。高校卒業後に服飾専門学校に通い、在学中に神戸ファッションコンテストで特選を受賞。その後、イギリスの芸術大学への留学、大手衣装会社への就職を経て、26歳の時に独立。羽生結弦や宮原知子、本田真凛など、日本を代表するトップフィギュアスケーターの衣装製作を担う。


番組情報

今回の主人公は、衣装デザイナー・伊藤聡美(30)。オリンピック2連覇を達成した羽生結弦や銀メダリストの宇野昌磨、さらに宮原知子、本田真凜、そしてフィギュア界のニューヒロイン・紀平梨花など、世界で戦うトップスケーターから絶大な支持を集め、衣装作りを手掛けてきた。その数は、今シーズンだけで40着に上る。
日本人の父とタイ人の母の間に生まれた伊藤。仕立て屋で働く母の影響でファッションに興味を抱き、服飾を学ぶ高校に進学。多数派の意見に流されることが嫌で、とがった高校生活を送る中、浅田真央に心ひかれてフィギュアスケートの衣装に携わりたいと思い始める。22歳で大手衣装会社に就職するが「自分が作っている」という気持ちが芽生えず、26歳で独立。そこからは、自作のデザイン画をスケートリンクに持ち込み、地道に顧客を増やしていった。
カメラは、羽生結弦が今シーズン着用した衣装を手掛ける伊藤の姿に密着。“その選手にしか着こなせない、特別な一着”を作り出すために、彼女が行っていることとは?さらに、美しさだけでなく重さや動きやすさも重視しなければならないために、彼女が行う彼女ならではのこだわりとは?
人間嫌いを公言し、愛想笑いも苦手だという伊藤だが、彼女の手で作り上げられた衣装は、スケートリンクに舞う選手を輝かせ、氷上の世界をも変えていく。そんな伊藤のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1デザイン画の顔は本人に似せる
  • 2冷蔵庫にガリを切らさない
  • 3嫌なことは「嫌」と言う
  • 4男子選手の衣装は850g以内
  • 5年に一度 家族で寺を参拝する
  • 6日没後 1時間徘徊する
  • 7選手にデザインの意味は伝えない