7月3日(火)

ピッツァ職人
小田 有花
香川県出身 33歳。2015年に本場ナポリのピッツァ職人世界選手権で3位に輝き、うどんの国・香川で本場の味が楽しめる「ピッツェリア アルチェントロ」を営む。三人姉妹の次女として育ち、中学生の頃からの夢は「将来は自分の飲食店を開く」こと。高校卒業後、カフェやイタリア料理店で経験を積み、世界一周クルーズ船のダイニングで働く。寄港地のイタリア・ナポリでピッツァの魅力に目覚め、帰国後は地元の専門店やナポリの有名店で、師匠につき修業を積む。今年5月、香川県綾歌郡綾川町に自身の店を移転オープン。


番組情報

今回の主人公は、2015年に本場ナポリのピッツァ職人世界選手権で、日本人ながら3位に輝いた小田有花、33歳。生まれ育った“うどんの国”で自身の店を営み、地元の人たちが詰めかける人気店になりながら大都市に進出しようとはせず、「香川県の人たちに本場の味を楽しんでもらいたい」と揚げピッツァの店やキッチンカーでのイベント出店などを展開している。
彼女の店「ピッツェリア アルチェントロ」には、ナポリの老舗メーカーから取り寄せた、最大500度にもなる大きな窯がある。小麦粉やモッツァレラチーズ、オリーブオイルなど、主要な食材もすべてナポリから空輸するこだわりぶりだ。
高卒後、カフェやイタリア料理店で働いていた彼女は、23歳の時に世界一周クルーズ船のダイニングで働くチャンスを得た。寄港地で様々な料理を味わう中、ナポリで食べたマルゲリータに「こんなに美味しいものがあったのか!」と衝撃を受けた。帰国してすぐに高松市のピッツァ専門店やナポリで修業を積み、開業にこぎつけた。
カメラはまるでスポーツ選手のような自宅での過ごし方や、店を手伝う母や姉の証言、「ピッツァは2分で死ぬ」と語りながらお客さんに見せる気配りなどを映し出す。そんな中、彼女が「ピッツァと同じくらい好き」という「うどん」との共通点も見つかる。彼女が香川県にこだわり続ける理由、そしてセブンルールとは?

セブンルール

  • 1生地は全力で押す
  • 2お客さんに「すいません」と言わせない
  • 3週5日うどんを食べる
  • 4モヤモヤしたら“こんぴらさん”へ
  • 5兄や姉のいる人を雇う
  • 6気になる店はどこでも行く
  • 7ナポリの味を香川で広める