6月12日(火)

料理長
出島 光
1992年生まれ 石川県出身 26歳。昨年4月にミシュランガイドで二つ星に輝く「一汁二菜 うえの 箕面店」で最年少にして女性初の料理長に就任。子どもの頃から料理人の道を志し、高校卒業後、大阪の辻調理師専門学校に入学。在学中に調理師養成施設調理技術コンクール全国大会で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞し2012年に「一汁二菜うえの」に就職。男性の多い日本料理の調理場で紅一点として奮闘し、名店の味を受け継ぐ。


番組情報

ミシュランガイドで二つ星に輝く日本料理の名店「一汁ニ菜うえの」。26歳の若さで、初の女性料理長を務める出島光が今週の主人公だ。これまで店が守り続けてきた味に女性ならではの感性をプラスし、お客さんたちからの評価も高い。
料理好きな母親の影響で小学生時代には料理を仕事にしたいと考えていた彼女は、高校卒業後本格的に料理を学ぶため、大阪の調理師専門学校に入学。在学中に調理師養成施設調理技術コンクール全国大会で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した。注目の新人として同店に就職したが、調理場で先輩との関係がうまくいかず、短期間で退職してしまう。居酒屋に転職するも、「きちんとした料理を作りたい」との思いが強く、一度は辞めた「一汁二菜うえの」の店主に相談。その時、店主が取った対応とは?
料理長の仕事はコース料理のメニュー決めはもちろん、朝一番の出汁取りから、配膳タイミングの指示まで、膨大な数にのぼる。厨房に立った時の彼女は、後輩の男性に「お前も洗えよ!」など、厳しい言葉を投げかける。まだまだ男社会である日本料理の調理場を女性で、そして20代の若さで束ねることになった出島の葛藤が見え隠れする。それでもまかないの時などには、後輩たちとも笑顔で話す姿が見られる。厳しくされても彼らが出島についていく理由は何なのか。名店の味を受け継ぐ彼女の夢と、セブンルールとは?

セブンルール

  • 1開店前にラジオを聴く
  • 2仕事中は鬼になる
  • 3毎日15分昼寝する
  • 4月に1回おやっさんに奢ってもらう
  • 5出された料理は早く食べる
  • 6毎月新しいメニューを作る
  • 7下っ端の仕事もやる