6月5日(火)

獣医師
毛塚 千穂
埼玉県出身 31歳。神戸市にある須磨海浜水族園で約600種、13,000匹の生き物の命を守る獣医師として勤務。子どもの頃から動物が好きで、将来は動物園か水族園での仕事を夢見る。大阪府立大学生命環境科学部獣医学科で学び、2011年に須磨海浜水族園に獣医師として就職。園内でたった一人の獣医師として8年目を迎える。


番組情報

今週の主人公は神戸市立須磨海浜水族園の獣医師・毛塚千穂、31歳。たった1人で約600種類1万3千匹の健康を守っている女性ドクターだ。
子供の頃から動物が好きで、動物園か水族館で働くのが夢だった。しかし飼育員の競争率は非常に高く、何かプラスαの実力を持とうと獣医学科で学んだ。卒業と同時に同園に就職したところ、園には自分1人しか獣医師がいない状態だったという。そこからは動物が一つ病気になる度に、勉強して対処することで実力をつけてきた。
彼女の朝はイルカの呼吸数を計ることから始まる。9頭いるイルカは顔で見分けることができるという。ペンギンの採血やラッコの採血など仕事が山積みの中、飼育員からは絶えず相談事が持ちかけられる。他の個体に甲羅を食いちぎられてしまったカメや、体に傷のあるカピバラ、異物を誤飲してしまった恐れのあるイルカなどなど…。まさに園内を1日中走り回っている状況だ。
そんな忙しさの中でも、笑顔を忘れずに、動物に献身し続ける彼女のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1爪は0ミリ
  • 2園内は笑顔で小走り
  • 3同僚に「先生」と呼ばせない
  • 4残業代は動物に返す
  • 5月に一度、宮田さんに褒めてもらう
  • 6飼育員の言葉を100%信じる
  • 7「お客さん」だったことを忘れない