5月15日(火)

パン職人
地明 真希
栃木県出身 39歳。地元で幼稚園の先生をしながら、趣味でパン作りをしていたが、土木職人だった父の死を機に、34歳でパン職人の道を志す。
3年間独学で食パンの研究を続け、2013年5月に食パン専門店「利」をオープン。
「芸術のパン」とまで称えられる味は様々なメディアに取り上げられ、土曜日限定の営業ながら行列のできる有名店に。日光にある店舗には、栃木県のみならず、県外からもファンが押し寄せる。
中学生の息子を持つ一児の母。


番組情報

今週から2週間連続でお送りする“春のパン祭り”。その前編の主人公は、毎週土曜しかオープンしないのに、行列ができる食パン専門店「利」を経営する地明真希、39歳。
栃木県日光市の住宅街にあるのに、この味を求めて遠方からもお客がやってくる。開店前に並んだ人たちからは「食感が違う」「小麦本来の味が楽しめる」など、熱い支持の声。朝9時に開店すると200斤以上の食パンがわずか1時間で完売してしまう。普通の食パンとは少し見た目も異なるなど、彼女のパン作りからは独特のこだわりが伝わってくる。
前職は幼稚園の先生で、パン作りは趣味だった。ところが8年前に土木職人だった父・利男さんが仕事中に事故死。このことがパン作りに専念するきっかけとなり、3年間の研究で現在の作り方にたどり着き、2013年に食パン専門店を開業した。父だけでなく母や祖母、一人息子など家族に対する思いをカメラは映し出す。地明は自身の店「利」に対して、ある決意をしているというが、それは何なのか。そして、彼女のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1耳まで美味しく
  • 2焼きたては売らない
  • 3機械をピカピカにする
  • 4箸置きのセットは息子にやらせる
  • 5仕入れの帰りは祖母におやつを届ける
  • 6食べる人全員と言葉を交わす
  • 7「利」を誰にも渡さない