3月6日(火)

建築家
吉田 愛
1974年生まれ 広島県出身 44歳。今、最も勢いのある設計事務所のひとつとして建築業界の枠を飛び越え、様々な業界から注目を集めるSUPPOSE DESIGN OFFICEの共同代表。
地元・広島の穴吹デザイン専門学校を卒業後、建築やデザイン事務所での経験を積み、専門学校の同級生だった谷尻誠が2000年に設立した同社に1年遅れて参加。以来、共同代表として、独自の視点と自由な発想で100棟以上の住宅設計に携わる。現在は広島と東京の2ヵ所に拠点を構え、住宅以外にも国内外合わせ多数のプロジェクトが進行中。近作に「関東マツダ目黒碑文谷店」「BOOK AND BED TOKYO」「NEW ACTON NISHI(オーストラリア)」「ONOMICHI U2(広島)」等。


番組情報

今回の主人公は建築家の吉田愛、44歳。彼女が共同代表を務めるサポーズデザインオフィスは、有名企業のオフィス、本を読みながら寝落ちができるホステル、渋谷のパルコパート2跡地のホテルなど話題の建物を次々に手がけ、ここ数年で名だたる建築賞を総なめにしている話題の事務所だ。尾道市で70年前の海運倉庫を活用したサイクリスト向けの複合施設「ONOMICHI U2」は、観光客たちの新名所となっている。
元は共同代表の谷尻誠が広島で開いたデザインオフィスだった。吉田と谷尻は専門学校の同級生で、吉田も2年目からオフィスで働くようになった。大卒者がほとんどの建築界において、専門学校出身は異色の存在で、当初はなかなか仕事が来なかったという。そんな逆境を乗り切り、海外の出版社から作品集が出るまでになった彼らの発想の転換法とは?
番組では、吉田たちの建築作品の魅力とともに、キッチンがある一風変わった職場の日常にも迫っていく。実は吉田と谷尻はかつて結婚していたが、仕事が増えた頃に婚姻関係を解消していた。それでも谷尻は「あの人のことを悪く言う人はいない」と、最良のビジネスパートナーとなっている。吉田の人を引きつける魅力、そしてセブンルールとは?

セブンルール

  • 1余計なデザインはしない
  • 2社員と一緒に食事をとる
  • 3悪条件をチャンスに変える
  • 4カーテンのいらない部屋に住む
  • 5月曜日は必ず広島で
  • 6無意味に笑顔でいる
  • 7仲間を大事にする