12月19日(火)

空間デザイナー
長谷川 喜美
桑沢デザイン研究所卒業後、大手施工会社やデザイン事務所を経て独立し、2004年にベルベッタ・デザイン設立。「空気をデザインする」をテーマに、空間に関わる様々なクリエイションを手がける。活躍の場は大型複合施設の冬季装飾 / 空間演出、店舗の内装、CI / グラフィックデザイン、映像演出と多岐に渡る。近年の代表作は日本橋桜フェスティバル、丸の内ブライトクリスマス、銀座「希望の翼」イルミネーションなど。2013年の東京デザイナーズウィークでは28年の歴史で、初の女性クリエイターとして会場デザインを手掛け、以来、ミラノ会場においても会場デザインに携わる。


番組情報

今回密着するのは空間デザイナーの長谷川喜美。2009年、11年ぶりに復活した表参道のイルミネーションや世界的ブランド・GUCCIのイベントのイルミネーションのほか、今年だけで全国6カ所以上のクリスマスイルミネーションを手がける売れっ子だ。
常に20~30件のデザインを並行して手がけている彼女は出張も多く多忙を極めている。学生時代に家族でヨーロッパを旅行した時、教会で体験したある出来事から空間に興味を持った長谷川。デザインの専門学校を卒業すると大手施工会社、デザイン事務所などで経験を積んだ。29歳の時に当時の同僚と結婚したが、子育てと仕事は両立できないと思い込んでいた。ところが現在小学1年生の息子を産んでからは仕事に対する向き合い方も変わったという。
今年の11月初めには、2日間の間に東京と大阪で3カ所ものイルミネーション点灯式があるという過酷なスケジュールに追われていた。設営作業が出来るのは営業終了後の深夜に限られるため、一睡もできずに作業が続く。そんな中、丸の内の現場でハプニングが発生。ツリーの形状がデザインしていたものと違うのだ。「このままじゃ嫌だ」と明け方の丸の内に悲痛な声が響く。
彼女はこの危機をどう乗り越えるのか?そしてセブンルールとは…。

セブンルール

  • 1午前中は話さない
  • 2空き時間に日本庭園を巡る
  • 3音楽で季節感を保つ
  • 4休日は仕事をしない
  • 5大仕事の前にはネイルを変える
  • 6いつも120点の仕事をする
  • 7完成したら必ず子どもに見せる