10月31日(火)

ジャズ・ピアニスト
上原 ひろみ
静岡県出身 38歳。6歳でピアノを始め、ヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。17歳でジャズの巨匠 チック・コリアと共演し、1999年にアメリカ・ボストンの名門・バークリー音楽大学に入学。在学中にジャズの名門レーベルと契約し、2003年にアルバム「Another Mind」で世界デビューを果たす。ニューヨークを拠点に数々のビッグアーティストと共演し、2011年には「スタンリー・クラーク・トリオ feat.上原ひろみ」でグラミー賞を受賞。2016年にリリースした「SPARK」で全米ビルボードのジャズチャート1位を獲得するなど、世界の音楽シーンを席巻。今年9月にハープ奏者 エドマール・カスタネーダとニューアルバム「LIVE IN MONTREAL」を発売。


番組情報

今回密着するのはジャズピアニストの上原ひろみ、38歳。世界を舞台に年間150本のライブを行い、2011年には第53回グラミー賞でベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバムを受賞。2016年には全米ビルボードのトラディショナル・ジャズ部門で日本人女性としては初めて1位を獲得した。
ピアノを習い始めたのは6歳の時。幼い頃から演奏会でのお客さんの笑顔に触れ、「これが世界中で出来たら幸せだろうな」と、ピアニストを志した。17歳でジャズの巨匠 チック・コリアに絶賛され、20歳でアメリカの名門・バークリー音楽大学に入学。在学中に世界デビューを果たすなど、若い頃からその才能は突出していた。番組は世界ツアーで出かけたフランスとスイスに同行。言葉や食事も違い、マネージャーもいない海外で、自分のペースを守りながら旅するためのルールなどにスポットを当てる。
本人が「全部アドリブ」と表現するライブはパリっ子たちをも「彼女の演奏はとても野性的」「思い出しただけで震えがくる」と魅了し、世界の音楽ファンを興奮させるピアニストであることを証明する。一方で日本に帰ると必ず行くラーメン屋があるなど、人間的な魅力にも触れていく。
決して型にはまらない彼女を突き動かすものとは何か。そして世界を席巻する音楽家のセブンルールとは?

セブンルール

  • 1毎回88鍵に挨拶する
  • 2本番前にお腹いっぱいにする
  • 3OFFの日は観客になる
  • 4ホテルの部屋にキーボードを置く
  • 5現地の言葉で挨拶する
  • 6静岡産のお茶を常備する
  • 7一生ルーキーでいる