9月5日(火)


ブックデザイナー
佐藤 亜沙美
1982年生まれ 福島県出身 35歳。書籍や雑誌のデザインをメインに、ポスターや広告の仕事も手掛けるデザイナー。夫は芥川賞作家の滝口悠生。印刷所、出版社を経て、2006年から2014年まで日本を代表するブックデザイナー・祖父江慎の事務所・コズフィッシュに在籍。2014年に独立しサトウサンカイを設立。主な装丁作品に『ぼおるぺん 古事記(一)~(三)』(こうの史代)、『圏外編集者』(都築響一)、『親愛なる』(いとうせいこう)、『ギャートルズ(肉の巻)(恋の巻)(無常の巻)』(園山俊二)など。
番組情報

彼女の夫は本谷有希子と同時に芥川賞を受賞した滝口悠生。彼がまだ小説家になる前、作成していたフリーペーパーを読んで「ひと読みぼれ」したのだとか。佐藤が食べたい時に滝口が食事を出してくれるという2人の日常や休日にもカメラは密着する。
佐藤はインクや紙にもこだわり、自分のできる全てを本に注ぎ込もうとする。「本のデザインは面倒くさいことばかり。だけどそれをしないと1日に何百冊と出る本の中に埋もれてしまう」。彼女がそこまで本作りに全力を注ぐ理由、そしてセブンルールとは?
セブンルール
- 1デザインはページ番号から
- 2読者像を1人に絞る
- 3ランチは必ず小松さんのお弁当
- 4家事はしない
- 5休日はカレー屋とスーパー銭湯
- 6プレゼン資料は手描きで
- 7一冊にひとつは遊びを入れる