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18時台の特集/バックナンバー

2016年1月5日

『かぶりもの』の”魔力”

一枚の紙さえあれば何でも『かぶりもの』にしてしまう…。
自称「世界でただ一人のかぶりもの作家」がいます。
彼が伝えるかぶりもの”魔力”とは?

スターウォーズに!
ハロウィーン!
お祭りムードを盛り上げるものと言えば『かぶりもの』です。

あっちでも!
こっちでも!
皆さんいろなものを被っていますね。

人はなぜ『かぶりもの』をするのか…。
その答えを知る人が、奈良市内にいたんです。

【坂元龍斗アナウンサー】
「かぶりものを被ると変わる瞬間があるんですか?」
【チャッピー岡本さん】
「被って鏡を見る瞬間、今までとは違う、新しい気づかなかった自分が鏡の中にいて…」

チャッピー岡本さん、49歳。
自称「世界でただ一人のかぶりもの作家」です。



かぶりもの一筋、14年。
作品の数は1000を超えます。



中でもチャッピーさんの最大のヒット作がこちら。
阪神タイガースの公認グッズとして採用された「カブリエール!」。
当時、2万個も売れました。

【チャッピー岡本さん】
「これをこう被ってシャッキーン。どっひゃー。いっけー、ファイヤー」
【坂元】
「これを被ったら私もスイッチが入るんですかね」
【チャッピー岡本さん】
「これを被って、鏡を見て下さい」

それは時に、人間の内に秘めた欲望を解き放ちます。



【坂元】
「よいしょ。何でしょうこの感覚…「お金が、欲しい〜!」」

今では個展も開くチャッピーさんですが、ここまでの道のりは平らではありませんでした。

京都の芸術大学を卒業後、デザイン会社に就職。
紙を使ったパッケージデザインを担当して数々の賞を取るなど順風満帆な人生でしたが、会社が倒産しました。

デザイナーとして誰もやっていないことをしたいと一念発起し、かぶりもの作家の道を歩むことに。



たった一枚の紙から作り出す世界。
使うのは、鉛筆とカッターナイフだけです。

わずか3分で、猫のかぶりものが!。

【チャッピー岡本さん】
「はい出来上がり。みなさんストレスでガチガチになっている。かぶりもので気持ちを解放させたい。だから、かぶりもので「チェンジ・ハッピー」させたいので、私の名前がチャッピーという名前で活動しています」



【子どもたち】
「せーの、チャッピー」
【チャッピー岡本】
「はい、こんにちは。かぶりもの作家のチャッピーです!」

子どもたちにもかぶりもの楽しさを知ってもらいたい。
チャッピーさんは、「被り物変心塾」というワークショップを定期的に行っています。

【チャッピー岡本さん】
「ほかの色も塗ってみたらおもしろいかもよ」
【男の子】
「今、塗るところ」

夢中になって作る自分だけのかぶりもの。
色に決まりはありません。
上手にできなくてもいいんです。

鏡の中に映った、いつもと違った自分。



かぶりものの”魔力”に魅せられたのは、子供だけではありません。

【保育士の女性】
「新しい気持ちになってます。アリかなと、変身も。自分が見えないので、何でもできそうな気がします」

そして、そして、新年にあわせてこんなかぶりものを作った人も!

【保育士の女性】
「猿です。お猿のようにウキウキと過ごしたいと思います。ウッキキ」

【チャッピー岡本さん】
「(かぶりものは)心に秘めたものを自然と表に出せて、一つの変身スイッチみたいな形かな」
(Q:今年にかける思いは?)
「今までのかぶりものをまとめて本にして出版しようかと思ってます」
【坂元】
「最後に宣伝!?チャッピーさん!!」
【チャッピー岡本さん】
「より広く楽しんでもらいたいんで」

あなたも一度被ってみれば?

2016年は「チェンジ・ハッピー」。

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