嘘の戦争

2017年1月放送スタート!

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「僕」シリーズ、'15年の『銭の戦争』など約20年に渡り草彅剛さんとタッグを組んできた三宅喜重監督。そんな三宅監督に、今作のこだわりや役者としての草彅さんについて語っていただきました。

今作の演出で意識していることは?
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詐欺の話ということで、ストーリーに綻びが出てきてしまうと安っぽくなってしまうので、無理な設定の多少あったりもするのですが、出来るだけきっちりしていきたいなと。どの作品でもそうなのですが、一人ひとりのキャラクターを魅力的に描けたらと思っています。特に今回は、キャラクターそれぞれに過去があり、30年前の事件から引きずっているものがある。それらが深いところでちゃんと見えてくればいいなと思っています。
草彅さんとのタッグについては?
初めての主役を務められた頃からの付き合いなのですが、本当に役者としてすごいなと思っていましたし、「彼に負けないように頑張らないと」と今でも思い続けています。だからこそ、彼が主役で一緒に作品が作れることはすごく嬉しいですね。
今作を始めるにあたって草彅さんにはどんなリクエストをされましたか?
『銭の戦争』の時は、“熱量”というものをキーワードにしていました。今回は前作に通じるところもあるのですが、浩一は普通に演じるとすましているクールな感じが多くなってしまうので、「ギラギラしていてほしい」とお願いしました。『銭の戦争』の白石富生の役柄はエネルギーがほとばしっているというか、弾け飛んでいるというイメージで、今回の浩一は抑えているものが出てしまっているという感じにしたいなと。
役者として草彅さんのイメージは?
草彅さんは、演じていると(役が)膨らんでいく役者です。だから、「どんな感じになっていくんだろう」というのを楽しみながらやらせてもらっています。まさに役が乗り移っていくという感じで、カットが掛かった後でも役に入り込んでいる時は(演じている)その人っぽかったりしますし、草彅さんと話していると「頭では分かっていてもできないんだよね」とか、「そうしたいと思っているんだけど、そうなっちゃうんだよね」とおっしゃることがよくある。毎回、「今回はどういう草彅さんが出てくるんだろう?」と期待してしまいます。
現場での草彅さんは?
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ここ一番の時の演技は本当にすごいです。こっちが圧倒される時がありますから!予想を超えてくる時はもちろん、「こう来るか!?」と思わせられることもある。近くで見ていると、現場に立ってその場で感じることをすごく大事にして演じてらっしゃるのがすごく感じられる。「こちらのイメージとは全然違うけど、(草彅さんの演技を)見てみると『やっぱ、こっちだな』」ということは多々あります。
他の役者さんとは違う?
役に成りきるというか、降りて来ているという感じです。そういうのってなかなか他の人にはない部分ですね。ちゃんと役を作って、すごく考えて計算して演じられる方や、その時の感情を出される方など、良い役者さんはたくさんいらっしゃるのですが、それとはまた違った感覚の役者さんです。
今作の現場での草彅さんは?
昔の事件が絡むシーンは、思っていたよりもすごく感情がこみ上げてくる度合いが強いです。あとは、普通に話しているけど、何かありそうに見える。詐欺師という役柄というのもあると思うのですが、本当なのか嘘なのか分からないところが良い感じに見えているなと。
監督から見た普段の草彅さんの印象は?
つかみどころがない人。そういうところが役者に向いているんじゃないかな。現場ではストイックな時もあったし、明るい役柄の時はみんなと話していたりと、役によって違う。今作では、自分が出ていないカットの撮影の時も同じ空間にいらっしゃる時が多いですね。役柄によって現場での居住まいが違うところも、役が降りて来ていると感じる一因なのかもしれません。そんな掴みどころがない方ですが、良い人なのは間違いないです!(笑)

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