嘘の戦争

2017年1月放送スタート!

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Dramacheck | 「嘘の戦争」ここをチェック

ニシナコーポレーションの社長室に呼び出された浩一草彅剛)は、隆(藤木直人)の企てにより楓(山本美月)の前で正体を暴かれそうになるも、三輪六平直政)の懺悔の念から九死に一生を得ました。隆の鋭さと用意周到なお膳立てに浩一の命運も尽きたかとドキドキさせられましたよね。

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この手に汗握るシーンの撮影では、リハーサル前に六平さんと藤木さんが軽い打ち合わせをしてお互いの位置関係を確認。その短い打ち合わせの中に、2人のお芝居を合わせる相手への配慮と少ない言葉でも即座にイメージを共有できるベテランの厚みが垣間見えました。

三輪が過去の罪への贖罪の念を告白する場面では、六平さんがリハーサルから瞳を潤ませる真に迫った演技を披露!大先輩の名演技に呼応するように、草彅さん、藤木さん、山本さんのお芝居も洗練されていきます。
リハーサルからスタッフも引き込まれてしまう演技を見せた六平さんでしたが、監督は「(30年前の事件に関する部分は)それまでは溜めて、話しだしたら流れ出るようにしてほしい」と、容赦なく高い要求を。ティッシュで涙をぬぐいながら「わかりました」と二つ返事で引き受けた六平さんは、すぐにお芝居をアジャストしてみせました。
良いお芝居からさらに高い要求をしてシーンをより良いものに昇華させる監督の強いこだわりと、その要求に応えるキャストの力量が、観る者を作品の世界に引き込んでいくんですね。

一方、隆は場の統括者然としたお芝居で三輪の懺悔の告白を引き立てました。入室した浩一に対し、詰問口調で迫って圧倒。まるで敏腕弁護士のような追い詰め方は、一流企業の社長としての責任感と、内にある隆なりの“正義”への強い信念がひしひしと伝わってきます。「隆の持つ、彼自身の“正義”は貫き通したい」と話す藤木さんのこだわりが詰まった演技を見ることができた場面でした。

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対する草彅さんは、あくまで自分のペースを崩さないお芝居で魅せます。かつてないピンチの中、少しの動揺も見せず三輪の告白を聞く浩一を演じながらも、受け答えの合間にはさむわずかな“間”と微妙な表情の変化で、浩一のさまざまな思いがないまぜとなった心情を表現していました。分かりやすい反応や仕草で浩一の心情を明確に表すのではなく、あえて微妙な表現の仕方を用いることで見る者に登場人物の心情をおもんばからせるという、深みのある演技を披露。草彅さんのお芝居によって、思わず浩一の心情に思いを巡らせてしまいます。

浩一の正体を掴めなかった隆は、精神科に入院している五十嵐甲本雅裕)の元へ。浩一は隆の執拗な追求の手をかわして、新たな復讐を果たすことはできるのか!?

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